「みちのく潮風トレイル」を歩く6
【5日目】セクションハイク2日目
朝の気配がして目を覚ます。4月27日の日の出時間は4:39 寒気が入っていてかなり寒い。コーヒーを飲みノンビリと片付けを開始する。太陽がある時は時間を掛けて乾燥をさせたい。
朝7:00久慈市の街じゅうに「あまちゃん」のオープニングテーマが流れ出す。これ、きっと毎日流れているんだろうな。。2013年に放送なので、もう8年前だ。
ふたたび、「道の駅くじ」に停めハイクを再開、すぐに三陸鉄道 久慈駅の「三陸リアス亭」で朝食。うに弁当が有名だけど、駅弁のウニって粒が硬いイメージがあったり、あまりの寒さに温かいめかぶ蕎麦をチョイス。
身体が暖まるし、濃いめの味が旨い。
久慈市の街並みを歩く、このあたりから、東日本大震災の爪痕が顕著になってくる。小学校の壁、遥か上のほうに前回の震災の津波の高さが表記され、どのように避難をしたのか、街はどうなったのか?と想像させられる。
街並みを抜け、昨晩泊まった舟渡海岸を越えると、昔の海女さんが海産物を運んでいただろう古道(トレイル)に入っていく。
トレイルにもしっかりとマーキングがされていて、迷うことは少ないだろう。
古道を抜けると「小袖海女センター」ここもコロナ禍でなければ、海産物が食べられたのだろう。海女さんの仕事っぷり、津波で崩れた建物などの資料が展示されている。
ここから先、海を眺めながらのトレイルが続いていく。
アップダウンを繰り返し。
海抜0m近くから、150mくらいまでを登ったり、下ったり。
また、登ったり、下ったり。
なかなか距離が稼げない。半島を回り込むと、ようやく野田の街並みが見えてくる。
トレランスタイルなら、スピードアップできるようなコースだったな。
久喜の街に降りると、街を守る大きな防潮堤。
防潮堤の中に入ると、進撃の巨人のような気になり複雑。
ここから野田駅まではロードが続きようやくペースが上がってくる。
陸中野田駅に直結している「道の駅のだ」に到着。本来の目的地である「玉川キャンプ場」まであと6㎞程、日も傾いてきて、ここらで買った食材を持っていかなければならない。。
葛藤をしたあげく誘惑に負けて、十府ヶ浦でテントを張ることに。
野田村でしか買えないべアレンの「なもみビール」売上の一部が野田村に寄付されるオリジナルパッケージ。
【5日目】セクションハイク2日目
道の駅くじ~十府ヶ浦公園 33.6㎞ 累積標高1,140m
142.8/1,025m
歩きながら「夜は寒かったから鍋にしよう」と地元食材で鍋対決!
ということで、産直ぱあぷる、マミーストアで買った、「どんこのチゲ」と「もつ鍋」で相変わらず、熱燗でおやすみなさい。
今晩も寒く、一桁前半の気温。鍋が大正解だった。