![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54600317/rectangle_large_type_2_4ef9787b7f948df46096dafdf520f395.jpg?width=1200)
「みちのく潮風トレイル」を歩く7
【6日目】セクションハイク3日目
水平線ではなく防潮堤から上がる日の出。綺麗だけど微妙な気持ち。
野田村からの道のりは「十ヶ浦公園」を歩き、ほたて展望台と海沿いのロードが続く。振り返ると、永遠と続く野田村を守る防潮堤。
昨日は遠くに見える、あの半島をぐるっと周ってきたんだな。
防潮堤を遥かに越える高さまでの津波。もうよくわからない。
歩いていると、いまだに空き地が多く、威力の凄まじさだけは想像できる。
三陸鉄道「野田玉川駅」付近の商店で朝ごはん。
予定では2日目の宿泊地「玉川キャンプ場」、食材を買い込んで、昨日のうちにここまでは来れなかったなぁ。
玉川海岸は砂浜を歩く。久しぶりの海岸線。
ここから、海岸から登り、海岸へ降りるアップダウンを繰り返す。
トレイルを整備することによって、津波の際に、標高のある場所への避難経路となるのだろう。多くの人が歩くことによって、道ができ、少しでも地元の人々に貢献ができればいいな。
今日は何度か渡渉も繰り返す。川を渡り、また登っていく。
トレイルの真ん中に熊の落とし物。まだフレッシュなので、朝くらいに通ったのかな?手を叩き、たまにホイッスルを拭きながら歩く。
以前、夜中の山道で運転中に出会ったことはあるけど、ハイク中は見たことがない。見ないでいたいけど。。
全体的に落ち葉が多めのトレイル。あまり人が入らないのだろうか?
落ち葉を踏んでいると、落とし穴!?急に深くなり沢となっていた。
徐々に水量が増していきトレイルが不明瞭。というか沢歩き。
落ち葉がくせもの。岩、水を見えなくしている為、要注意。
途中、大きく崩れ落ち、心もとないロープでの登攀が必要。
そのまま木が抜けてきそう。。
コーステープは登った上に付いているので、コースは間違いなさそうだ。
沢沿いの林道を抜けると普代中学校の裏てに出て、普代村の街中に入っていく。50円の自販機!?村民専用!?
名物なのか!?
普代駅近くにある定食屋「みつよし食堂」を調べていたが、電車の時間が微妙で、食べれるか?電車に乗らなければならないか?
この大盛をモチベーションに道を急いでいた。
14:24を逃すと16:17 日中は電車の時間に注意が必要。
普代駅から先、田野畑駅まで26㎞、電車とトレイルが離れてしまうので、今回のセクションハイクはここまでにする。
【6日目終了】セクションハイク3日目
十府ヶ浦公園~普代駅 26.2㎞ 累積標高823m
169/1025km
セクションハイク2泊3日 88.5㎞
三陸鉄道リアス線 普代駅14:24 久慈駅 15:17 780円
道の駅くじに停めている車に戻り、盛岡までの帰り道「平庭山荘 しらかばの湯」で日帰り入浴。
盛岡でもう1泊してから、車で神奈川への帰路に。
前回は同じ2泊3日で80.6㎞ 今回は88.5㎞、ちょっと距離は伸びた。
駅の間隔にもよるが、街のない区間は軽量化、FASTPACKINGも取り入れて距離を稼ぐか。。