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ままならないから私とあなた

どうして、人と人は分かり合えないんだろう、なんてことはありふれた悩みだけど、本当にここ最近ぼくを苦しめている大きな悩みの一つだ。

□あらすじ□

小学校からの仲良し薫と私は何か価値観が違う。薫は合理性と効率性をすべての基準にして、体育の授業も基本は全く受けないけれど、もし溺れた時に役に立つという理由だけで、水泳の授業だけを受ける。次第に学校は意味のない場所になっていくことすらやめてしまう。一方の私は合理性tや効率性では味わえない体験にこそ、価値を感じていて、薫に言わせれば時間の無駄でしかない長い行列に並んで何かを得る体験なども大好きだ。でも、そんな違いがあっても私はずっとそんな彼女と小学校から仲良しのまま大人になって、、、、。


何でもかんでも正直に話せれば、頭の中をわかってもらえれば、ぼくたちはより良い関係を築けるはずなのに。

ぼくはなるべくなんでも言うようにするよ、だから君もぼくに対して思うことをなるべく素直に正直に言葉にしてほしいな、なんて思ってしまうよ。

でもそれは幻想に過ぎない。これを言うと傷つけちゃうかなとか、相手が要請している自分がわかってしまうとそんな自分を演じてしまう。それは、すべてその人のためという気持ちから生まれる素敵な自分であったりするのだ。だけれど、ときに人は思ったことをそのままに表現することを望んでいる。だから悪口や愚痴は生まれてしまうし、それを聞くとこの人はぼくと距離を縮めてくれているなぁと感じたりする。

人の考えを知りたいと思いながらも知りたくない。いい面だけ、感じのいい部分だけを知りたい。そんな高望みをついついしてしまうほどに弱いなと思ってしまう。清濁すべて飲み込んでこその人間関係。

けれど見せてくれる汚濁はその人が選び抜いた汚濁であることも忘れてはいけないことなんだね。


実はインスタをやっていてこっちはこっちであらすじのとこ以外は別の感想を書いてみたので、少し宣伝。

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