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流れ星は君の願いを待ちはしない
それは相談ではなく、あなたの中で答えは決まっていて、ただ背中を押して欲しいだけでしょ。
そんなことを思うこともあるし、ぼくも背中を押してほしくて話すことはある。他人からしたらわりとどうでもいいことで、ウジウジ悩んでいるのかもしれないけれど、あと一歩の勇気が出ないから、ポンっと押して欲しいのだ。
そういう相談はされる側からすると、自分の意見はほとんど関係がないのであんまりいい気はしない。真剣に話聞いたのになんやねん、結論有りきじゃんってなってしまう。
そこで自分だけで決断を下す助けになる有名なお言葉がある。
『ここがロドスだ、ここで跳べ。』
これは、ロドス島でなんかのスポーツで活躍した人が、「ロドス島でね、ぼくはすごいジャンプしたんだよ〜。ロドスの人に聞いてごらん、みんなぼくのことを褒め称えるはずだよ〜。」と自慢話をしていたところ言われた一言だ。
たしかに、すごいジャンプができるのならここで跳んで見せてくれたらいいよねって話であるし、ロドスじゃなきゃできないことならその人の実力は本物じゃないんだろう。なんかグダグタ言うんだったらやって見せてよ、論より証拠だろ的な教訓のある言葉だ。
何かをしようとするとき、そのリスクを考えて色々なシュミレーションをすることはもちろん重要だと思う。
でも、それにこだわりすぎると結局やらない理由ばかりが浮かんできてしまう。時期が…、お金が…、環境が…やらない理由は挙げ始めると枚挙に暇はない。
そんな時、必要なのは、もういっそ跳んでしまうことだと思う。後のことは後の自分に任せよう。
そのジャンプは、もしかすると、自分が思っているよりも大したことはなくて嘲笑の餌食になるかもしれない。でも見ていた人の中には次はこういうふうに跳んでみたら?なんてアドバイスをくれて、名コーチとの出会いが始まるかもしれない。
だから、なにかに悩むことがあれば、最近は意図して
『ここがぼくのロドスだ…。』
と実は静かに思っていたりするのである。何かするのにきっかけを探しているとそのきっかけを待ってるうちに、あれよあれよと花火は打ち上がって、パァーッと花開いて、そして広い夜空の闇に消えちゃうんだよね。そこにはもう何も始まることがなさそうな見渡す限りの黒しかない。
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