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「楽しむ」とは何か、「自分らしさ」はいかにして生まれるのか
ここ数ヶ月楽しみにしていたガールズグループオーディション番組が「nizi project 」が今日終わってしまいました。
驚くことに今日1日中Twitterトレンドを賑わせていましたね。
今日の日付が変わった深夜1時から最新の放送がなされて、真夜中にメンバー発表でした。ぼくもみたいなとは思ったんですが、さすがにその時間は…と思って昨日の夜は寝ました。
寝ました、が、気になりすぎて眠りがすごく浅くなりました…。会社の帰りに電車で寝ることなんてないのに今日は本を開いたまま寝てしまってました。
10代の女の子たちが自分の身体と心と向き合いながら歌とダンスを鍛錬していく様子はすごく迫るものがあって、最初は流し見してたんですが、気づけばどっぷりハマってました。
よく番組中で言われてセリフは「自分らしく」でした。「自分らしい」パフォーマンスをするためにはまず基礎ができていなければなりません。次に、自信がなくてはなりません。
では、これらはどう醸成させていくものかというとひたすらに練習。それも自分に嘘をつかない練習。自分だけは唯一自分のことを24時間観測する目撃者なのでごまかせません。目撃者たる自分がみて、サボらずに懸命に練習していた時はじめて自信が生まれます。
そして、ここから難しいなと感じたのは練習に練習を重ねて誰かの猿真似ではいけないということです。練習して自信があってもそれは先生に言われた通りの教科書のパフォーマンスでしかないのです。
では、いかにして、自分らしさオリジナリティを出すかというと、他者との比較をやめること、これに尽きるなと思いました。
他者を忘れて、自分が一番したいようにする。彼女たちはよく「楽しむ」と言っていましたが、誰かからの評価を離れて、最後に自分だけのために踊れたときはじめてそれが自分らしさになっていくのだなと思いました。
もちろん、アイドルとして、歌手として、みてくれている人に届けるメッセージや表情はある程度歌に縛られるんですが、それでも最後には自分のためにすることによって見る側にもその熱が伝わる構造になっているんだなと感じました。
いわゆる正解主義のおあつらえ向きのパフォーマンスでなく、本心からのパフォーマンスこそが強いのだなと改めて感じました。
ここ最近の人生の1番の楽しみが消えて今は少し悲しいです。
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毎日noteは今日で87日めです。
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