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ローズとブランの歯科治療をしてきました

ペット食育協会©︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。


先日、ローズとブランの歯科治療をしてきました。

ローズは15歳。12月で16歳になります。
高齢なので、私的にはこれが最後の歯科治療と思っています。

ブランは9月で11歳になりました。
全くシニア感なく元気いっぱいなので、この先の犬生を健やかに過ごしてもらうためにこのタイミングで。この先また治療が必要になるかもしれませんが、それはそれでその時対応します。

もちろん、全身麻酔をかけての歯科治療です。
やはり、ピノ君と同じ症状の歯もあり、二人とも結構抜歯しました…

多頭飼いの集団感染ですね…
しかも仲良し家族でかなりイチャイチャしてますから(笑)その辺は濃厚接触感染かと思います。

ピノ君と同じく、口内は清潔できれいなのに、歯の中の神経がう蝕、歯と骨が感染で溶けているような状態。
もちろん、歯周病の歯もありました。

朝晩歯磨きをしていても、ホテルに預けたりすれば、そこにケアをしていないわんちゃんはたくさんいるわけで。そこでもらってきているとは思います。

なので、毎日しっかりと口内ケアをしていないし、ケアをしてないわんちゃんと頻繁に接触しているわんちゃんは、どれだけひどい状態なのか?と思います。

そして、ケアをしていない方は、他のわんちゃんにも「迷惑」をかけているという認識はぜひ持ってほしいです。


大事なことを書きます。

「無麻酔での歯石取り」と「全身麻酔をかけての歯科治療」を比べる方がいらっしゃいますが、全く違うものであることは理解しておく必要があるかと。

無麻酔での歯石取りは、審美(しんび)のためのものです。
歯石を取って見た目をきれいにするもの。

全身麻酔をかけての歯科治療は、虫歯や歯周病の治療、口腔除菌、プラス、ついてしまっているいる歯石を取るもの。

もし無麻酔の歯石取りをしたいのであれば、全身麻酔の歯科治療を受けてからやらないとですね。見た目だけきれいにしても口内の問題の根本解決にはならないので。

個人的には、歯石を取るだけって…なんの意味があるの?と思います。無麻酔の歯石取りで危ない&痛いを経験させなくても、毎日うちで歯磨きプラスの口内ケアをすればいいのでは?

「うちの子は歯磨きをさせてくれない」とおっしゃる飼い主さんも多いですが、それは日本語が間違っています。

「私はうちの子の歯磨きができない」が正解です。

飼い主さんができないのであれば、飼い主さんができるように頑張るしかないです。歯磨きは、犬の問題ではなく、飼い主の問題。

小さな人間の子が虫歯になるのは、その子が悪いですか?歯磨きを嫌がるその子が悪いですか?
私は、親が悪いと思います。きちんとやらないとダメよ、と伝えて、最後の仕上げ磨きをちゃんとしない親が悪いですよね。それと同じ。


毎日自分で歯磨き&口内ケアをして、プラス、歯科専門の知識と技術と施設をお持ちの動物病院で定期的にチェックしてもらい、治療が必要になったらやってもらう。

歯科専門の獣医さんと何度もお話しして、自分で口内ケア講習会も開催して色々な飼い主さんとわんちゃんを拝見して、うちの4頭全員の治療を何度もしたことがある私は、それがベストな方法だと思います。


麻酔は、きちんんとした施設と技術のある専門医のところでやってもらうことをお勧めします。そのようなところを選んで、プラス、健康であれば問題なく施術できますので。

もうすぐ16歳のローズに麻酔をして大丈夫なの?怖くないの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、ローズは事前の血液検査で全く問題なく、手作り食と日々の口内ケアで基本的な健康の底上げをしていますし、定期的に、そして術前は頻度を高くしてプラズマパルサーを受け、うちではバイオレゾナンスをやっていますから、私は何の心配もなく手術にお預けしました。

入念にリスクヘッジをしています。やることはやってます。全て。
心配の種があるのであればそれをなくせばいい。何もしないで、高齢だから心配!なんて言いません。

術後のローズですが、当日は疲れて寝ていましたが、翌朝はすでに「お腹すいた!ごはん!」とフンフンしながら催促して、いつも通り美味しそうにガツガツ食べて、お散歩も絶好調でした。

私は歯をざっくり磨くのではなく、1本1本磨けますので、もちろん、術後翌日からローズとブランの歯磨きをしています。注意深くではありますが、問題なくできています。


実は、歯科治療で心配だったのはブランで、結構ダメになってる歯があるなぁと毎日の口内ケアで感じていて、それはそれで治療してもらえばいいんですが、一番心配だったのは心のケアです。

オレ様ブラン様で強気な部分はありますが、ガラスのハートの男子でして(笑)

私が長時間外出するとうんPがドロドロになるし、ローズだけ連れて病院に行ったりすると、同じく下痢気味になる。実はそんな繊細ボーイなんです(11歳、すでにオッサンですが。笑)

なので、今回の治療はローズと同じ日にしました。
そして獣医さんに、待機中や術後に目が覚めた時「ローズが見えるようにしてあげてください」とお願いして、特別にケージをお向かいにご用意頂きました。

どんだけVIP待遇?(笑)

でも、それのおかげで穏やかな顔で出てきましたよ(^^)

そんなこんなで、あとはリーフのみ。
前回の治療は歯石取りのみ大丈夫だったので、まだ1本も抜いたことがないリーフ。4頭の中では一番状態がいいと言われているので最後にしましたが、ピノとラブラブなので結構感染はしていると思っています。

年内には治療したいなぁと。
いつにするか…
これから、ホロスコープを見て日程を決めます!(^^)



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