てんかんの原因は昨日食べたアレ?
ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。
講座でも、
「前日に○○を食べて下痢をして…」
「△△を食べたら赤い発疹ができて…」
「初めて□□をあげたらけいれんを起こして…」
という話をよく聞きます。
もちろん、下痢の場合、いつもと「違う質」のものを食べた可能性はなくはないので、もしかしたら○○が原因だったかもしれません。
赤い発疹も、もしかしたら、その△△にアレルギー反応を起こす子「かも」しれないので、△△が原因かもしれません。
でも、
けいれん発作、てんかん、あそこまでの異常な症状を食べ物で起こすことができるのか?と考えると、ちょっと考えにくいかと思います。
講座でもお伝えしていますが、「食事は食べ物。薬でもなく、劇薬でもない」ので、病気を劇的に治すパワーはそこまではないでしょうし、逆に言うと、病気にするパワーもない。
そう、良くも悪くも、「食べ物」にそんなパワーはないのです。
あ、もちろん、毒入り団子だったら別です。そんな劇物や毒のような化学薬品が入った食べ物であればけいれん発作、てんかんも起こせると思います。
一昨日、完全に西洋医学の獣医さんとお話ししたら、「ここ数日、てんかんの子が多くて」とおっしゃっていました。
うちは、今週のような黄砂やPM2.5がひどい時は、基本的には外に出ません。お散歩も数値を確認して、数値が低い時間にささっと済ませます。
なぜそんなことを?と思う方は、ぜひ、「黄砂 健康被害」「PM2.5 健康被害」などで検索してみてください。
地上波などでは言わないことがいっぱい出ています。
心ある研究者の方がきちんと発信してくださっています。
基本的には人間の話ですが、同じことが犬に起こらないとは言えないです。
人間よりもさらに濃い空気(=地面に近い)を吸っている犬に起こらないとは思えない。
多くの飼い主さんが「この症状は食べたもののせい」と考えて、それ以外を模索しないんですが、ぜひ、食べ物以外にも目を向けて健康管理をしてください。
でも、食べ物は何を食べてもほとんど大丈夫とわかってないとそう考えるのは難しい場合もあります。
ペット食育講座は、ペットさんのごはんに関して不安や疑問をなくし、結果的に他に目を向けて「自分で健康管理ができる飼い主」になれる講座です。
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