牛乳はダメだけど豆乳はいい?
ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。
ホワイトシチューを作る時やお菓子を作る時、うちの4頭は牛乳にアレルギーはないので普通に牛乳を使いますが、「え?!牛乳って大丈夫なんですか?!」とおっしゃる方がとても多いです。
大丈夫かどうかは「個体差」があるかと思います。
人間だって、牛乳アレルギーの方や、飲むとお腹がギュルギュルになる人っているじゃないですか。
そんな感じになる犬もいる「かも」しれません。飲ませてみて、ダメならやめればいいですね。
というと、もしお腹壊したらどうするんですか?!と思われるかと思いますが、今まで生きてきて、お腹壊したことはないですか?そのお腹を壊した時に、そのまま重症になりましたか?
もし、血液検査ではなく、実際に食べさせてみて、何を食べても下痢をするのであれば、それはそれで別問題かなと思いますが、色々と挑戦するのはやめておいた方がいいかと思います。
でも、基本的には、大丈夫かどうかは、食べさせてみないとわからないですよね。
最近、あまりにも<失敗しないことが良し>とされているので、本当に危ない現象だなと思います。
正解だけを求める風潮は、<頭を使わずに言われたことだけをやる>そんなことにつながっていくような、そんな気がしています。
まぁ、それはいいとして、牛乳じゃなくて「豆乳」をあげます。っていう方も多いんですが、私は逆に、豆乳って大丈夫?って思います。
だって、普通にスーパーで買った豆乳でしょ?パックに入った豆乳でしょ?
豆乳の原材料は大豆ですよね。全国のスーパーに常時置けるぐらい豆乳を大量生産するほどの「質の良い上等な大豆」ってあるんでしょうか?
たぶん、大多数が安く輸入した大豆かと。輸入した大豆が悪いとは言いませんが、農薬たっぷりで育てられた「かも」しれない。ポストハーベストたっぷり「かも」しれない。
わからないですね。
え、でも、牛乳だってその辺わからないでしょ?って思いますよね。
ホルモン剤たっぷり投与されている「かも」しれないですね。精神的に不安定な牛から搾乳した「かも」しれない。カゼインを指摘する方もいますね。
そうなると、牛乳もダメ、豆乳もダメ、ってことになりますね。
もちろん、昔の牛乳や豆乳とは違いますし、人間やペットが暮らしている環境も基本的な健康状態も昔と違う。なので、食材に多大な身体への威力を信じている方は
どちらも摂らない方がいいかもしれません。
あと、とても不調な人や犬ね。すでに不健康で病気な場合は、どちらもやめた方がいいかと思います。
なんとなく大豆とか豆乳って健康的なイメージですよね。でも、私は大豆と豆乳にそこまで健康的なイメージを持ってないんですね(笑)
大豆や豆乳が健康的じゃないと言ってるわけじゃなくて、真相はわからないよね、ってことです。
だから、もし、健康で何を食べても身体がなんとかするような健全な状態なのであれば、どちらでもいいんじゃないの?って思います。
そして、そんなことよりなにより一番大事なのは、結局、価格相応なのかな、と。
うちが買っている牛乳は、スーパーで買う場合、生産場所がわかっていて、並んでいる中で一番高い牛乳です。1000mlで380円とか、それ以上。
でも、なるべく、ちょっとだけ足を伸ばして道の駅まで行き、自然の香りと味の800mlで600円の美味しい牛乳を買っています。
豆乳は、お豆腐屋さんは近くにないし、これならいいかなという豆乳になかなか出会えないというか、簡単に売ってないので、ほとんど買いません。私も飲まないし、使わないし。
でも上記は、
「自分の考え方で」
「自分で判断した」
「私のやり方」
です。
違う考え方、判断、やり方があって全然いいと思っています。正しい正しくないじゃないので。
だってそんなこと言ったら、肉を食べることを悪とする方もいるし、魚だって危険という人もいるし、人の言ってるダメな食材を避けていたら…何を食べればいいの?ってことになるじゃないですか。
そんなの人に決められることじゃなくて、自分で決めることですよね。
で、その判断を自分でできない人は「今現在、うまく行っている人」のやり方を真似るしかないですね。
でもその真似るのもどこかで限界が来ますから、やはり自分で考えられるようになった方がいいですよね。
自分で考えて判断できる飼い主かどうか
ペットさんが過ごす時間の中で、一番と言ってもいいぐらい超エキサイティングなイベント「食事」を楽しくて美味しいものにしませんか?
私のペット食育講座では、「飼い主さんが自分で考えることができるようになる」を目標にお伝えしています。
ペット食育講座のお申し込みは、詳細ページにあるそれぞれの[お申し込みフォーマット]からお願いします(^^)