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伴走してもらえる人がいることを頭の片隅に

ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。


我が家の大黒柱であるローズには、不思議なご縁のわんちゃんがいまして。

ローズを迎えた時はまだ東京に住んでいて、私はサラリーマン。毎日会社に行ってたけれども、なるべく時間を作って、早朝や夜は必ずお散歩、週末はずっとローズと一緒にいました。

ある日、マンション近くをお散歩をしていたら、向こうから尻尾をブンブン振って、明かに笑いながら歩いてくるザ・天真爛漫系の元気印なダックス君が。

それを見た若くて血気盛んなローズさん、すっごい勢いで近づいていき、ワンワン!と言いながら、、、

何度も、何度も、、、

ヒップアタック!(笑)

飼い主さんとお話ししてみたら、なんと同じマンションにいらっしゃるとわかりました。たまにお散歩で会うと、ローズはなぜかその子にだけ、ヒップアタックなんですね。会うと毎回ヒップアタック(笑)

お歳は、ローズよりちょうど半年ぐらい後輩。同い年で気が合ってたんでしょう。

で、月日は経ちまして。

私は他のマンションに引っ越して、そのダックス君は飼い主さんと福岡に行ったとだけ聞いていました。


その後、ローズがお母さんになり、一家と鎌倉に引っ越して、『おひとりさまとローズ一家』の本が出版されて、会社を辞めて、指導士として活動していたら…

HPのお問い合わせメールから、なんと!その飼い主さんからご連絡が!

須崎動物病院の移動診療を受けていて、色々と調べていたら、なんと私が指導士をしていて、しかも、なんと、なんと、あのヒップアタックのローズが(笑)お母さんになって子供たちと一緒に本にもなってる!びっくりでご連絡です!というメールでした。


そこからことあるごとにご連絡頂きまして、私のペット食育講座や他の講座も受講してくださって、バイオレゾナンスのことなどもご相談があったりして。

福岡は大陸からの外気がいつも大変な場所なので、今年の夏も大変です〜なんてメールが来たり。

そうしたら、この春に、改めてZOOMお悩み相談のご依頼があったんですね。

話を聞いてみたら、ダックス君が悪性腫瘍と診断された、と。


すぐに家の環境の見直しをして頂いて、そこからほぼ毎日「伴走」をしていました。

もう歩けなかったのに、環境を整えたら、1時間も散歩をするようになって(感涙)他にも色々と症状があったんですが、とにかく悪性腫瘍がなくなってほしい!の一心でした。

飼い主さんは須崎動物病院の診療を受けながら、その診療方針に従いながらケアするわけですが、移動診療は2ヶ月に1回。その間は、ある意味皆さん手探りなわけです。

その手探りの部分がまた難しくてですね…

私は、ペット食育でとことん身体のことも勉強したので、ある程度先生の意図するところは理解できますし、自分でもバイオレゾナンスをやっているし、日々色々なわんちゃんのご相談に乗っているのでパッとわかる部分もあるんですが、やはり、普通に別のお仕事をされている方には何が何やらで難しい。

それでもわんちゃんのためにレヨコンプを持っていらっしゃる方なので、須崎先生のプログラムを入れる時のコツとか、チェックのコツとか、臨界水の使い方のコツとか、もちろん、食が細くなってきた時に食べるものとか、日々連絡をとりながら伴走していました。



約2ヶ月、ほぼ毎日やり取りしてて、飼い主さんも、ダックス君も、すっごくすっごく頑張ってました。

今日は外気が悪い!太陽フレアが強い!なんて確認も含めて、その日にやることを一緒に考えて過ごしました。

けれども、残念ながら、昨日、ダックス君が静かに虹の橋を渡って行ってしまいました。


ここまで最後の最後までお手伝いするのは久しぶりなので、少し空虚感と言いますか… もちろん、飼い主さんと比べたら全然なわけですが、やはり伴走するとそういう気持ちになります。

お手伝いさせて頂くわんちゃんには毎回学びをもらいます。
そのダックス君にも、本当に大きな学びをもらいました。


やはりね、健康な子や、ちょっとした症状がある子をバイオレゾナンスでチェックするのと、重症な子をチェックするのは全く違うんですね。

これはやってみないとわからない。
やり方を教えてくれと言われても難しい。
かなり感覚的なものですし、もちろん、その子その子で違うから「これがそのやり方!」なんてものはない。

あーそういうことなのか、生き物って、身体って、やっぱりそういうことなんだなぁ

って確認しながら、ジリジリと前に進む。
2歩進んで1歩下がる。その繰り返し。

大きな経験値をもらいました。

そして、生きるって、健康って、本当に素晴らしいものだな、と改めて気づかせてくれました。


飼い主さんは、須崎動物病院式のケアをきっちりとされていましたから、これはきちんと完璧に近くやっている方に往々にして言えることですが、わんちゃんが最後に苦しまないんですね。

病気が、一旦消えるんです。
え?治った?って。

で、その後、命の炎がだんだんと小さくなっていく。

もちろん、わんちゃん自身にはちょっとした違和感とか不快感はあると思います。でも、小さくなった炎が、ふわぁ〜と消えるように、静かに消える感じで、自然に、何事もなく、さぁ〜と命の炎が消える。


やったらやったなりなんですよね、本当に。


・病院の先生がおっしゃっている話が理解できているかどうか答え合わせをしたい

・検査の結果を踏まえて飼い主として何をしてあげられるかを考えたい

・病気について調べたし診療は受けているけど、これ以上自分でできるケアは何かがわからない

・色々ケアをしているのになんでよくならないんだろう?もっとできることがあるのか確認したい!

そんなお悩みがある方は、ぜひ、早めに、色々とこじれる前にご相談ください。

特に、おひとりさまの方、
わんちゃんが相当具合悪くなったら、本当に大変です。

私も経験がありますが、うちの子の体調が悪い時、仕事もある、そんなに頻繁に病院にも行けない。しかも、こんなさまつな質問を誰に相談したらいいのかわからない。家族も同居してなくてどこにも行けない。ワン友さんはみんな素人で話をする相手もいない…

本当に切羽詰まります。

そんな時は、伴走してもらえる人がいることを、頭の片隅に置いておいてください。

精神的に辛くなり過ぎずに看病ができます。

私は、自分自身も、最後の最後まで前向きな飼い主でいたいと思っています。一人では難しい場合は、ご連絡ください。


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