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ねぇ、世界は何色に見えてる?

1月11日。東京は晴れ。外に出るとお花の甘い香りがほのかに漂っていて、冬麗という言葉がぴったりな昼下がり。

昨晩は大学入学当時から仲良しな女の子たちと、カラオケで暴れ、もつ鍋食べながら語り、夜は我が家でテレビを見てガハハと笑って遅寝遅起き。

みんなはバイトに行ってしまい、私はサークルまで時間があるので家に残り届いたばかりの本をパラパラめくっていたんだけど、何と無く文章を書きたくなった。

笑ってばかりの時間はあっという間に過ぎ、部屋に残された家主である自分と楽しかった夜の余韻。幸せだなぁと、ポツリと呟いた。

自分が美しいと思うものを、同じく美しいものとして見ている人たちが近くにいるとは、なんて幸せなことなのだろうと。

本のこと、美術のこと、音楽のこと、

昨年の振り返りや新年の目標、将来のこと、恋愛のこと(内容はすっからかん)。

なんでも話せる彼女たちだから、思いついたことをどんどん言葉で繋いでいって、みんながうんうんと頷いてくれる。「素敵だね。」「それいいね。」「かっこいいね。」

好きなものがまるっきり一緒なわけではないけれど、それぞれが大切にしているものや心奪われるものを隣で愛でてくれる人たち。私が人生がバラ色だと言えば、同じくバラ色レンズのメガネをかけて人生の素晴らしさを謳ってくれているような...彼らも人生がバラ色だと信じ込んでくれるような...。(ごめん、自分でも何言ってるかわかんない)

素敵な女の子たちだなぁ。彼女たちの好きなものをもっと知りたい。目にうつる世界が何色なのかを知りたい。次はおすすめの本を1冊ずつ紹介し合う会なんてどう?


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