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空白の時間で得た「海を見る自由」
2018年3月。レンガ造りの校舎には僅かな蔦が這う。上京して3年が経とうとしている。止めることの出来ない時間とその流れにぎっしりと詰め込まれた青春を想い、胸が熱くなった。
志望校の受験を終える頃、ある文章と出会った。偶然にもその文章は進学先の教授が書いたものであり、大学へ進学する意義を問うたその言葉は次なる人生の扉を開こうとする私の胸にドカンと体当たりしてきた。
大学に行くとは、「海を
仕事にする「好き」のみつけかた
ここ最近、よく友人達から進路や仕事を選ぶ判断基準についての相談を受けるのですが、その際によく【「好き」を仕事にしていいのか】という疑問を投げかけられます。そもそも自分の好きなものがわからないとも。
自分が好きなことを仕事にしたいと願う人は近年ますます増加している気がしますが、これは未だ賛否両論ある議題ですよね。
・自分が好きなものに関わる仕事であれば、やり甲斐を感じられる。
・人生の長時間
感覚の共有から生まれるエネルギー
これを言うとかなりびっくりされるのだけど、お風呂の中で本を読むのが好きです。浴槽に浸かる時間が好きで、本を雑誌や文庫本を読みたい分だけ持ち込む。汗と蒸気で本がシワシワにならないように、指をこまめにタオルでふきながら。
バスルームの中ではもちろん裸。肩まで浸かれば体の力がじんわり抜けてお湯に溶けていく。そうすると、風通しが悪くなった心の強張りをもほぐしてくれる。ハダカになった心を、言葉の海の中に