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マニュアル化できる仕事はさっさとぶん投げたほうがいい
ルーチンワークを何年も繰り返して行うのが苦手だ。
いや,別にできるんだけど。どうしても継続的にしなければならない仕事もあるし。
でも,全く同じことを毎年同じ時期にする,とかになると本当にやる気が出ない。自分でなくてもよくないか?となってしまう。
だからこの記事を読んで,そうだよなあ,わかるわかる,となっていた。
筆者の気持ちもボスの気持ちも,一応わかるつもりだ。
さっさと帰って自分のために時間を使いたい,どうせやるならとことん楽に仕事をしたい,という筆者の気持ち,とてもわかる。
と同時に,さっさと自分の仕事を分割して他人に振り分けろ,よく働ける部下をつくれ,というボスの気持ちも,これは最近だけどわかるようになってきた。
自分の仕事は1年という期間が基礎的な周期になって,同じようなリズムで動く仕事だ。だいたい毎年同じ時期に同じような工程を踏む。
だから,「去年同じことやったなあ…」という仕事をすることが,結構ある。
もう一度書くと,自分は全く同じことをするのが苦手だ。
もう少し正確に言うと,前にやったことを,前にかけたのと同じくらいの労力をかけてもう一度やり直すのが嫌なのだ。
だから,一度やった仕事をもう一度やるときは,何かしら前回+αの成果が出るような工夫をするし,手順をマニュアル化して余計な労力をカットする。
最初から完璧な成果を残せる仕事なんて絶対にないから,必ず改善できる余地はある。
その伸びしろにも限界があるから,その時はその仕事をやったことがない人に自分が作ったマニュアルを渡して,さっさと任せるようにする。
自分は空いた手で他のやったことない仕事ができるし,任せた人は多少なりともやり方が整理された状態で仕事をできることになるので,習得の効率もアップするし,その人にとってやったことがない仕事を経験できる。
その結果仕事を任せた人が目立ってしまっても別にいいじゃないか。
自分が多少なりとも手を入れた仕事を元手にして成果がアップしたなら自分も間接的に貢献していることになるし,「仕事をがっつり回して噛み砕いて他の人に渡せる人」という扱いを受けられる。
目立つ人だけが組織に必要なわけではない。組織内の人間の経験値の総和を増やせるように配分したり,コントロールできる人も絶対に必要なのだ。
無差別に仕事を抱えることだけが正解ではない。
会社という組織に属する以上,一人だけが仕事をしているわけではないし,手助けは必ず必要だ。
そして自分が経験している仕事の幅がまだまだ狭いのに,経験したことのある仕事ばかりいつまでも抱えていると,もっと挑みがいのあることや,もっと楽に成果をあげられることや,もっとやる意義のあることができなくなってしまう。もったいない。
ついでにいうと自分が抱えている仕事をやることで伸びる可能性のある同僚や後輩の成長機会まで潰しかねない。実にもったいない。
…とか書いてるんですけどまだ平社員です!!!えらそう!!!
でも年次的にはそろそろ中堅に差し掛かる三十路前。
そろそろ,もっともっと自分の幅を広げるべき時期だと思っています。もっといろんな世界を見てみたいなあ。
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