記憶力のハーブ『ローズマリー』便利な使い方5つ
こんにちは。
家で仕事をするようになったけど、なかなか集中できない。
頭がぼんやりする。
勉強してても中々はかどらない。
気分をスッキリさせたい。
そんな方にお勧めなハーブは、『ローズマリー』です。
ローズマリーといえば、美容にいいというイメージの方が強いかもしれません。
もちろん「若返りのハーブ」言われるくらいアンチエイジング効果や美肌の効果があったり、更年期障害やコレステロール値の低下等、女性にとってとても嬉しい効果があるといわれています。
ですが、ローズマリーは記憶力のハーブとしても昔から使われていました。
古代ギリシャの学生たちは記憶力を高めるために、ローズマリーを身につけていたといわれています。
今でも、ギリシャの学生は試験前に集中力や記憶力を高めるために、ローズマリーを焚いているとか、いないとか・・・・・
ローズマリーの記憶力向上の研究は現在もされていて、認知症への研究も進んでいるようです。
また、ローズマリーの精油成分、あの刺激的な香りには、神経を刺激して脳の働きを促し、頭をスッキリさせてくれる効果があります。
では、ローズマリーのハーブの便利な使い方を紹介していきます。
①ローズマリーのティー
ローズマリーのティーは、刺激的な香りとは裏腹に華やかで優しい風味なんですよ。
他のハーブとのブレンドもしやすく、料理にも使えるので持っていると様々な場面で活躍してくれるハーブです。
ハーブティー以外にも、紅茶とローズマリーの組み合わせも高相性!
華やかな風味が広がります。
意外なところでは、緑茶に1つまみ入れても美味しいですよ。
緑茶の爽やかさがさらにアップして、スッキリと飲めます。
仕事や勉強の前に、ハーブティーを1杯。
ローズマリーの香りを楽しみながら飲んでみてください。
パフォーマンスが向上するかもしれませんよ。
②ローズマリーのスワッグ
花や葉を束ねて壁に吊るすものをスワッグといいます。
花束をさかさまにしたようなデザインが多く、リボンで結んであげてもかわいい。
ローズマリーは、乾燥しても茶色くならず薄いキレイなグリーンになるのでお勧めです。
ドライフラワーにもなる、ローズ等の花と一緒に組み合わせるのも楽しいですよ。
スーパーで買って余ってしまったハーブをスワッグ状にしてキッチンに吊るしておくという方法も。
使いたいときに、葉をとってすぐに使えます。
可愛いですし、香りもイイですしね。
③ローズマリー風呂
ローズマリーが美容にいいというコトはもう広く知られていますが、そのローズマリーをお風呂で楽しむこともできます。
ローズマリー精油成分で頭もスッキリします。
気分を変えるのにぬるめの温度のローズマリー風呂に入ってみてはいかがでしょうか?
3つのやり方を紹介しますね。
1つ目 ティーバックにハーブを入れてお風呂に入れる。
2つ目 ローズマリーティーを濃い目に出してお風呂に入れる。
3つ目 ハーブチンキを作ってお風呂に入れる。
ハーブチンキとは
ホワイトリカーとかウォッカ等アルコール度数の高いお酒にハーブを漬け込んだモノ。
出来上がるまでに時間がかかりますが一番ローズマリーの香りと成分を有効に使える方法になります。
少し注意点があるとすれば、お風呂のお湯で薄まりますが、子供や妊娠中、授乳中の場合はやめた方がいいです。
作り方は別の機会で紹介しますね。
④デトックスウォーター
お水にハーブやフルーツを入れて冷蔵庫で3時間ほど漬け、フルーツやハーブの香りや味、栄養成分が染み出した飲み物。
ジュースのような感覚ですが、味も濃くなく自然で、砂糖を入れないのでヘルシーです。
ハーブはローズマリーはもちろん合いますが、ミントやタイム、ラベンダー等入れるハーブに決まりはありません。
フルーツもオレンジ、レモン、ベリー、パイナップルとなんでもOK!
お塩を少し入れてあげることで、熱中症予防になりますのでオススメです。
⑤お料理、お菓子にローズマリーをプラス
ローズマリーといえば、キッチンハーブの定番!
甘い味から塩辛い味まで、白身魚やエビなどの魚介類、鶏肉やラムなどのお肉と幅広く使えるハーブです。
いくつか紹介しますね。
ローズマリーをオリーブオイルに漬ける(インフューズドオイル)
使い方
・料理の仕上げに回しかける(アクアパッツァかけるとおいしい!)
・パンにつける
・ドレッシング
鶏肉でハムをつくる
鶏肉をまくときにローズマリーをプラス
サラダチキンにもなりますよ。
ジャガイモとローズマリー
ジャガイモに塩を振りかけ、オリーブオイルを回しかけ、ローズマリーを添える。オーブンでこんがり焼けば、立派な一品に。
ローズマリー香る豆腐入りフォカッチャ
お豆腐を入れているので、しっとりとした触感。
ローズマリーが香りが豆腐の匂いが気にならないように。
酢玉ねぎにローズマリーをプラス
スモークサーモンと相性バッチリ
ローズマリーとラズベリーのジャム
ヨーグルトやアイスと食べると幸せ♪
ローズマリーの精油について
今回は、ローズマリーの精油については触れていません。
ローズマリーの精油はケモタイプに分類される精油です。
簡単に説明すると、同じ植物の名前(学名)であっても、栽培された環境や気候によって、成分が大きく変わってしまう植物をケモタイプといいます。
(これは、かなりザックリとした説明になります。)
そのため、精油の選び方と使い方の知識を持っていないと体調に影響が出るコトがあります。
そのため、不特定多数の方が見るとされる場所での紹介は避けています。
ローズマリーの精油についてケモタイプについて興味がある方は、SEAPJAのアロマテラピー講座やハーバルライフアドバイザーで、深く深~く説明していますので、受講してみてくださいね。
ヨッシーの一言
ローズマリーは育てやすいハーブの1つです。
生命力の高さもローズマリーという植物の特徴の1つ。
カヨ先生が標高1000m以上の山、まだ雪が積もっているような所にもローズマリーを発見。
そのたくましさに感動したようです。
また、スーパーでフレッシュハーブやドライハーブが簡単に手に入るので、気軽に使えるのも魅力。
ぜひ、料理やティーそして飾りとしてローズマリーを使ってみてください。
ローズマリーがキッチンの常勤ハーブになってくれたら嬉しいです。
ローズマリーについては、podcast「よしよしカフェ」でもお話しています。
よかったら、「よしよしカフェ」で検索してみて下さい。
週1でいろいろなハーブや豆知識、雑学的なモノを紹介しています。
また、ローズマリーや他のハーブについてもっと知りたい!と思ったら、SEAPJAで開催しているハーバルライフアドバイザー等の講座に参加してみてください。
オンラインでやっていますので、お気軽に問合せ下さいね。