「時の海-東北」プロジェクト

あの時、あの人に逢いにいく ― 現代美術家・宮島達男が構想し、東日本大震災の犠牲者の鎮魂と震災の記憶の継承を願い、東北に生きる人々、そして東北に想いを寄せる人々と共につくり上げる 「時の海-東北」プロジェクト。https://seaoftime.org/

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あの時、あの人に逢いにいく ― 現代美術家・宮島達男が構想し、東日本大震災の犠牲者の鎮魂と震災の記憶の継承を願い、東北に生きる人々、そして東北に想いを寄せる人々と共につくり上げる 「時の海-東北」プロジェクト。https://seaoftime.org/

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  • 「時の海-東北」プロジェクト

    現代美術家・宮島達男が、東日本大震災の犠牲者の鎮魂と震災の記憶の継承を願い、東北に生きる人々、そして東北に想いを寄せる人々と共につくりあげる「時の海-東北」プロジェクト。2027年の作品完成を目指すプロジェクトの活動内容やそのプロセスを記録します。

最近の記事

新たな拠点で、新たな時間を|福島県(富岡町)タイム設定ワークショップレポート

■新たな拠点「富岡町オフィス」ではじめてのタイム設定2024年9月1日(日)、前日まで台風10号の影響により開催が危ぶまれましたが、当日は晴れ間も見え残暑を感じる朝でした。福島県富岡町でのタイム設定ワークショップは、昨年7月に引き続き、3回目の開催で、今年4月に開所した「時の海 - 東北」プロジェクト 有限会社宮島達男事務所 富岡町オフィスが今回の会場でした。 今回のワークショップでも、昨年富岡町で始まった参加者対話型の方法でタイム設定を開催。さらに今回は、これまでにタイ

    • 対話の時間、一人ひとりの想い|「時の海 - 東北」プロジェクト2023年活動レポート

      昨年、2023年は「時の海 - 東北」を始動して以来、最多のワークショップ開催の1年となりました。再び東北沿岸部を中心に南は福岡県、北は青森県と各地のみなさまのお力添えをいただき、2023年12月末には参加者総数2,517人を迎えることができました。 これもひとえに、各地の参加者のみなさま、多大なご協力をいただきました関係者のみなさまのおかげです。改めて、心より御礼申し上げます。 昨年の3月11日には、初めて東京でのワークショップを実現することができました。そちらは以下にレ

      • 12年目の3月11日。あのときのことを語り継ぐ|東京(有楽町)タイム設定ワークショップレポート

        ■東京で初めてのタイム設定ワークショップ東日本大震災発生からちょうど12年目の2023年3月11日。東京・有楽町駅前にあるYAU STUDIO(ヤウスタジオ)にて、「時の海 - 東北」(以下、時の海)プロジェクト タイム設定ワークショップが行われました。 2017年にスタートした「時の海」は、現代美術家の宮島達男(みやじま・たつお)が東日本大震災をきっかけに構想したアートプロジェクトです。 3,000人の参加者が設定したカウントダウンのスピードが異なる数字、それに込めた想いを

        • [12年目の3.11]東京でのワークショップに向けてレポート記事をご紹介|「時の海 - 東北」プロジェクト

          ■ワークショップレポートをご紹介①手話通訳つきのオンラインワークショップ 震災から10年目の2021年には、コロナ禍中にも皆様の想いを傾聴するためにZoomを利用したオンラインワークショップを5回開催しました。このとき、「時の海 - 東北」プロジェクトとしては初めて手話通訳付きのワークショップに取り組みました。 当日は、宮島達男から「10年前の3月11日、あなたはどこにいましたか?そのとき、どんなことを感じていましたか?」という質問から始まり、あの日の出来事を振り返りながら

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          10本

        記事

          縁をつむぎ、未来へつなぐ|大分(国東市・別府市)タイム設定ワークショップレポート(後篇)

          ■宮島達男に縁のある地、別府でワークショップを開催 大分県は、宮島達男と縁の深い場所です。NPO法人BEPPU PROJECTに招聘いただき、2006年に別府市で『Counter Voice in the Earth』の滞在制作・発表を行い、国東市成仏地区には住民のみなさんとワークショップを通して制作した『Hundred Life Houses』が恒久設置されています。 今回、別府での「タイム設定ワークショップ」は、『ベップ・アート・マンス2022』のプログラムのひとつとし

          縁をつむぎ、未来へつなぐ|大分(国東市・別府市)タイム設定ワークショップレポート(後篇)

          縁をつむぎ、未来へつなぐ|大分(国東市・別府市)タイム設定ワークショップレポート(前篇)

          ■国東半島芸術祭で生まれた縁の地、国東市成仏地区 11月12日、秋晴れの広がる大分空港に宮島達男と私たち「時の海 - 東北」プロジェクトチームが到着。目指すは、国東市国東町にある「成仏地区」です。成仏地区には、この地で8年前に開催された「国東半島芸術祭(2014年)」で宮島が発表した作品『Hundred Life Houses』が恒久設置されています。実は、この作品も成仏地区の住民の方々などをはじめ、100名の参加者とともにつくった作品です。 成仏地区には、「成仏桜会」という

          縁をつむぎ、未来へつなぐ|大分(国東市・別府市)タイム設定ワークショップレポート(前篇)

          新たな時を刻む |原美術館 ARCでのタイム設定ワークショップレポート

          本記事では、今年9月23日、24日に原美術館ARCで開催したタイム設定ワークショップの様子を、「時の海 - 東北」プロジェクトにインターンシップで関わっている大学生・西塚笑子がレポートします。 ■原美術館ARCで「タイム設定」ワークショップを開催した理由原美術館ARCには、2021年1月で閉館した東京・品川の原美術館で常設展示されていた宮島の作品『時の連鎖』が移設され、現在も継続展示されています。同館との宮島の関係は深く、作品『Sea of Time』(1988年)を初めて

          新たな時を刻む |原美術館 ARCでのタイム設定ワークショップレポート

          姉妹作品『Sea of Time ’98』が生まれた地、直島でのタイム設定ワークショップレポート

          ■直島で「タイム設定」ワークショップを開催した理由瀬戸内海に位置する直島には、「時の海 - 東北」の姉妹作品『Sea of Time ’98』があります。『Sea of Time ’98』も「時の海 - 東北」と同様に、タイム設定ワークショップを開催し、住民の方々が制作に参加して生まれた作品です。 1998年当時、直島に住む5歳から95歳までの島民125名が参加し、その後、20周年を迎えた2018年には、「タイムセッティング2018〜継承〜」が開催されました。1998年の参加

          姉妹作品『Sea of Time ’98』が生まれた地、直島でのタイム設定ワークショップレポート

          語りから呼び起こされる10年前の記憶と経験|宮島達男「『時の海-東北』プロジェクト」ワークショップレポート

          「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」というコンセプトに基づき、デジタルカウンターを使った作品で知られる現代美術家・宮島達男が、東日本大震災の犠牲者の鎮魂と震災の記憶の継承を願い、東北に生きる人々、そして東北に想いを寄せる人々と共につくりあげる「時の海-東北」プロジェクト。 「1〜9」あるいは「9〜1」とカウントする3,000個のLEDガジェットが巨大なプールに設置される想定の作品は、3,000人の人々が関わり、LEDの数字のカウントす

          語りから呼び起こされる10年前の記憶と経験|宮島達男「『時の海-東北』プロジェクト」ワークショップレポート

          今、ここから未来を誓う。東北に想いを寄せる人々と、あの時、あの人に想いを馳せること|現代美術家・宮島達男「『時の海-東北』プロジェクト」インタビュー

          「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」というコンセプトに基づき、デジタルカウンターを使った作品で知られる現代美術家・宮島達男が、東日本大震災の犠牲者の鎮魂と震災の記憶の継承を願い、東北に生きる人々、そして東北に想いを寄せる人々と共につくりあげる「時の海-東北」プロジェクト。 「1〜9」あるいは「9〜1」とカウントする3,000個のLEDガジェットが巨大なプールに設置される想定の作品は、3,000人の人々が関わり、LEDの数字のカウントする

          今、ここから未来を誓う。東北に想いを寄せる人々と、あの時、あの人に想いを馳せること|現代美術家・宮島達男「『時の海-東北』プロジェクト」インタビュー