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生きる と は

生きるとは生きぬくことだと
どこかずっとおもっていた。

武士のような
身を構え、感覚を研ぎ澄まし
気を張り詰めるような。

生きるとはなんだろうか。

幸せとはなんだろうか。

わたしはなぜ産まれたのだろうか。

29年、生きるのは辛いと
数え切れらいくらい思っていた。

今も生きるって
いろんなことがあるし
感じるし、想うけど

愛する人を愛おしいと、触れたいと
想いを伝え愛たいと育みたいと
そう想える人に出逢えたから

わたしは愛おしい人の透き通るその目にうつる
その瞬間のわたしをみたから

あの日から、
(いやきっとその前からずっとずっと)

大切な人たちの"生命"を通して

生命の大切さ、儚さ、尊さ、愛おしさを
光も影も包み込むあたたかさを
伝えてくれていた。

そして
わたしからわたしへの音が
ずっと響いていた。

今この瞬間も生命の呼吸を
鼓動を刻み続けるまんなかの音。

本当の想いをのせた音。

繊細な細胞と細胞が編みあわさった
わたしのなかから溢れていた。

それらを感じる日々は、

大いなる自然や、
生命を紡ぎ育んできたわたしへ繋がる人々が、
大切な人たちが
そっと優しく見守ってくれていたから
わたしは今ここに存在している。

生きるってひとりじゃない。

わたしからの、
そして生きとし生ける生命から
溢れんばかりの愛を。あたたかさを
わたしのまんなかは強く感じている。

まんなかで繋がり
わたしは生きるということをそれらを
わたしと共に感じ愛、育み、刻み続けたいとおもえた。

そしてそれらをみんなともしたいんだと。

わたしの生きるとは
そおゆうことなんだとおもう。

そうおもえるようになったのは
本当に本当にここ最近だ。

ねぇ、あなたは生きるとはときかれたら
どんな言葉を紡ぐ?

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