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生命のリズム


生命の瞑想をしながら迎えた誕生日。


髪の毛をとかしてもらっているわたしの姿がみえた。

シルエットだけだったけど…
とかしてくれていたのはお母さんかなぁ。


柔らかな光のなか、あたたかくて
愛に包まれている空間だった。

(またその感覚を思い出すだけで
うるうるする)


そこから、ゆっくりゆっくり
わたしを感じていった。



気づいたら
生まれたときから1歳ごとに
わたしにあいにいってきた。


0〜6歳までは明るい色のなか
よく笑っておちゃらけてる姿なわたし。


周りの家族や親戚や両親の知人からも
可愛がられているわたしの姿があった。



小学生になると
なんでだろう、何かしたかな?
わたしなんか。
寂しい、ごめんなさい、悲しい
辛い、苦しいが溢れていた。


中学生もそれらを抱えたまま
新たにまた重くそれらがのしかかってきた。


たしかに振り返ると幸せ、楽しい、嬉しい
ワクワク、ドキドキ
そんな感情が思い出せなかった。


どんな小学生、中学生だったか、
思い出がすべてかすみ、グレーがかっていた。


あぁ、これからを感じてしまうのが怖くて
そのときの同級生と
自然と距離をあけてしまっていたんだ。


涙が止まらなかった。


言葉にならなくて
ただただ、わたしはわたし自身を抱きしめた。


こんなにたくさんのわたしを
気づかずにいたんだと悲しくもなったし
ごめんねという気持ちでいっぱいになった。


苦しいくらいに涙が溢れた。

呼吸がはやくなるなか
ただただ抱きしめていた。


するとわたしから
もうずっと強く握りしめている手を
ひらいていいよ。


風がふいたら、
ひらいた手のひらから羽や種、花びらが舞い、


もうだいじょうぶだよ。
だいじょうぶ、
委ねてだいじょうぶだよ。


ただわたしはあなたと生きている
わたしたちが過去のどこにいるかではなく
ただあなたと今までも
これからもあなたの光の愛のカケラとして
生きている。


ただそれをあなたに
伝えたくて、
わたしたちはあらわれている。


わたしたちに出逢うことを
修行ややるべきこととしなくとも
時がきたら逢えるし、
逢えないからと
わたしたちはあなたを攻撃したり
離れたりしない。


分離するのではなく

とけあい、より層をなしながら
あなたという光と愛を
内側から輝かせ
またともに生命を刻む

そんな存在であり、
あなたのいちぶ、かけらだよ。


もう胸がきゅうっとなるくらいに。
そして涙は溢れて溢れていた。



ただただ、たくさんのわたしへ
ありがとう、ありがとうと感謝が溢れた。


どんなときも
そばにいて見守り
優しく包んでくれ

29年間、ともに生命のリズムを
紡ぎ続けてくれてありがとう。

その深い深い愛に
こうして出逢えたことに
触れられたこと、感じれたことに
ありがとう。



瞑想の最後に、、、


生まれてきてくれてありがとう。

生まれてきてくれてありがとう。

何回も優しい声で
あたたかいきいろいエネルギーで
声がきこえて、涙がさらに溢れた。


すぐわかったよ。
お母さんだ。


わたしがうまれたときに
そう何回も伝えてくれたんだろう。


そして月日を重ねても
生まれた時間に
生まれた時間だね。
生まれてきてくれてありがとう。


そう伝えてくれていたことを
思い出したよ。

ありがとう。ありがとう、


お母さんの娘に生まれて幸せだよ。


産んでくれてありがとう。


だいすきだよ。


お母さんのおかげで、
産まれてから今日という日まで
この瞬間も、生きとし生けるもの全てが
祝福されているということに
改めて気づけたよ。 

ありがとう。

🕊🌎🌿🫧



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