親野智可等さんと,子育てハッピーアドバイス
専業主婦をしていた11年間。
とにかく「子育て」に向き合っては、悩んで、
向き合っては、疲れて、悩んで、
また向き合ってきました。
自分で選んだ道であるにもかかわらず、
やっぱり「子育て」ってとても難しい。
そしておそらく、「HSP」の「HSS型」である私と、「HSC」である娘と息子。
「一般論」が当てはまりにくく、
自分のせいかと嘆いたときも、
よくありました。
そんな中、私が主軸にしていたのが、
「子育てハッピーアドバイス」と、「親野智可等」さんの数々の本です。
読んで読んで、「これでいいんだ」と、
自分のしっくりと、本が重なって、
決して楽はできない子育てでしたが、
とにかく充実した思い出の濃い11年間を過ごしてきました。
「親野智可等さんが多治見で講演するって」と、
教えてくれたのは、パパでした。
いつもは、そう聞いても、何かしら言い訳をして行かないのがめんどくさがり屋な私なんですが、
今年は少しでも心が響けば、とにかくやってみよう。ということで、
聴いてきました。
周りはおそらく「仕事として」来ている方ばかり。
YouTubeや本で知っているあの人が、
目の前に立って講演してくださるわけです。
「誰のせいでもない生まれつき」
「〜できないは、生まれつき」
「できない事は、やらせるのではなく、やりやすいよう工夫する。それでも出来なかったら、やってあげていい」
「直したいモチベーションは大人になってから」
「とにかく共感。得意なことが好きとは限らない。好きな事重視で、監督ではなく応援団になる」
とにかく、肯定してくださるシャワーを、
浴びまくる講演で、自然と涙が溢れました。
講演後、そのまま早めにパート先に行って、
買い物や休憩室で自分の時間を堪能するはずが、
我が子に会いたくなって、一旦家に。
「あれ?ママ帰ってこないんじゃなかったの?」
と、相手にしてくれません。笑
結局のところ、ニマニマしながら子供たちを眺めつつ、早めの夕飯を食べて、また出発しました。
とにかく、共感する。
やらないときではなくて、やってくれた時にありがとうを言う。
これって実は、叱ることや、出来ないことを言うよりも、ずっとずっと難しいんですね。
たくさん観察して、たくさん寄り添って、
やっと子供の気持ちがわかるし、
ジャストなタイミングで心からお礼を言わないと、響かない。
それを、コツコツ、コツコツと
やってきました。
パートに出るようになってから、
余計に、いい意味で子供に期待をしない分、
やってくれたときの感謝をものすごく感じます。
パパや子供たちといるのが、楽しいです。
腹の底から、笑います。
そんな、今がわたしは大好きです。
今日、講演に行ってよかったなと
思いました。