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【独り言・塩・オイル】この三種の神器で一気に野生化が進みました【野生化ビフォー・アフター|中野あゆみさんの場合】(後編)

前編では、あゆみさんが経験したビフォー・アフターを。中編では、あゆみさんがどんな状況下にしたのかを紹介した。

いよいよ最終章となる後編では、

・実際にどんなアプローチをしたのか?
・それによってどんなことが起こったのか?

をご紹介する。

独り言の効能「自分を大事に、ご機嫌に」

ぼくからあゆみさんに提案したアプローチは、次の2つだ。

・電話をとる前に、前向きな独り言をいう
・塩とオイルを十分に摂る

なぜ、この2つを提案したのか?

まずは、こちらから解説しよう。

・電話をとる前に、前向きな独り言をいう

中編を読んでいただいた方からは、「身体からのアプローチじゃないんかいっ!」とツッコミが飛んできそうだ。

中編で、「最も効果的なのは、筋トレ(またはフラ舞)。しかし、そのためには少しでも気力体力を回復しなければならない」とあった。

そう、もっとも小さなエネルギーで、すぐに気力を回復してくれるのが「独り言」なのだ

少しだけ想像してみてほしい。仮に、信じられないほど悲しい、腹立たしい、怖いことがあったとしよう。あなたは極めて嫌な気持ちになっている。そこで、次のようにつぶやいてみてほしい。

「私は幸せ。本当に幸せ。あぁ有り難いなぁ。生かされてるなぁ。ありがとう。お母さんありがとう。お父さんありがとう。ご先祖さまありがとう。幸せだなぁ。しあわせだなぁ。シアワセだなぁ。ありがたいなぁ。シワ合わせだぁ。」

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(し、しあわせだなあああああああ!!!!)

どうだろうか。

嫌な気持ちがすべて吹き飛ぶとは言わないが、少なくとも少しは心が軽くなったのを体験したのではないだろうか。

冷静に考えてみてほしいのだが、この即効性。

すごくないか?

1分間で自分のメンタルを改善してしまった。

もちろん、また1分後に嫌なことがあればあっという間に覆されてしまう。それが精神のもつ不安定さ(波への同調性)なのだが、定期的にやってくることがわかっている地雷(メンタルダメージ)を即効で緩和させるにはもってこいなのだ。

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そこで、あゆみさんに以下のことを提案してみた。

鑑定の電話が鳴ったときに、次のようにつぶやいてみるのはどうでしょう?「自分を大事に、ご機嫌に」

これだけだ。

電話がなる → 「自分を大事に、ご機嫌に」 → 電話をとる

これだけ。

どんなにメンタルがやられていようと、身体が疲れていようと、これならストレスゼロで誰でも簡単にできるであろう。

さて。

たったこれだけのことだったのだが。

結果、どうなったか。

ここからは、ご本人からの言葉に加え、ぼく自身の「きっとこうだった」という解釈も入る。

まず、大きく変わったのは、電話をとる瞬間の心持ちだ。

今までは、1割の確率でヒットする真っ黒クロスケへの警戒がどうしても生まれてしまい、緊張感をもって電話をとっていた。まず、これが少し緩和された。

10人中9人の常識あるお客さまに対しては、いつも通りのあゆみさんの才能を爆発させながらお客さまを導く。

変わったのは、真っ黒クロスケにヒットしたとき。いなし終えたときのダメージが以前よりも少しだけ小さくなった。

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それだけだ。

決して大きな変化ではない。

しかし、これで十分なのだ。

今までよりも少しだけ気力へのダメージが減った。今までー10になっていたものがー7くらいなれば、体感的には3回復したのと同じように感じる。この少し回復した気力のおかげで、より本質的なアプローチへとつなげてゆけるのだ。

塩とオイルを摂る

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(塩は岩石由来なのさ)

メンタルと食事は影響し合う。

メンタルがまいっていると、自然と食事はジャンク寄りになる。食事がジャンク寄りになれば、メンタルもまいってくる。

このループに一度入ると、脱するのは簡単ではない。

そこで、やはり重要なのが、負のループの渦中にいようとも、ストレスゼロで簡単に実行できること。それによって、負のループから脱する糸口をつかめることだ。

そこであゆみさんに提案したのが、以下の2つ。

・良質な塩を一日一口でもとること
・良質なオイルを一日一滴でもとること

「良質」の意味はここでは省くが、プログラムの中では明確な基準、そして迷いたくない人向けに「これを買ってください」を示している。

さて。

なぜ、塩とオイルなのか。

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実は、塩とオイルはあゆみさんに限らず、参加者全員が積極的に摂取するよう推奨されている。その理由は、野生化のコンセプトの1つ「身体の中の自然再生」を行うために有効だからだ。具体的には、身体の中にある「海」と「大地」を再生させるのに有効なのだが、今回の話から逸れるので、また別の機会に紹介させていただく。

この「自然再生」のコンセプトとは別に、メンタルと食事の負のループから脱却するときにこの「塩とオイル」が大変役に立つ。

精製塩、精製油、精製糖、精製米、精製小麦…といったように、ふつうに外食や加工食品をベースにしていると、精製物が身体を満たすことになる。例えば、玄米からもみ殻、果皮、種皮、糊粉層、胚芽を取り除き、胚乳(白い部分)だけを取り出す。結果、米に含まれる糖質に反応して快楽を得られやすくなる。このように、精製というのは「全体」の中から欲求を刺激してくる「部分」を取り出す行為である。

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生物というのは、1個で完全なのだ。その完全な1個をいただくから、自らの生物としての完全性を維持できる。この考え方を一物全体(いちぶつぜんたい)ともいうが、部分だけを取り出して摂取することは、必ず何かしらの栄養を捨てることになる。

つまり、外食や加工食がメインになっている場合、高確率で栄養失調なのだ。ビタミン、ミネラル、必須アミノ酸、必須脂肪酸…。あらゆる栄養要素が足りない。これを非常に効果的に補ってくれるのが、良質な塩とオイルだ。

栄養素的にはミネラルと必須脂肪酸ということになる。さらには、それを餌にする腸内細菌だ。

これだけで、身体がパワーを回復してくるのを体感できる。面白いぐらいに。

別の効果もある。良質な塩分と油分が補充されると、加工食品やお菓子といった「ジャンク食」への欲求がかなり抑制される。ジャンク食に含まれる添加物はただひたすらに身体を蝕む。しかし、食べてしまう。欲することを止められない。ジャンク食とは、精製+加工によって、超効率的に快楽を誘発し、それなしにはいられなくさせる「ドラッグ食」なのだ。

一度ドラッグに手を染めたものは、それを手放すことが極めて難しくなる。これは、構造的に脳を支配されているためであり、個人の意思でどうこうできるものではない。

このドラッグ食を、食べたいと自然と思わなくなる。このすごさが伝わるだろうか。なにせ何ら我慢はしていないのだから。欲求が生まれなくなるのだ。

足りてなかったパワーが補充され、ダメージを与えてしまうジャンク食への欲求が緩和される。

この2つの効果によって、身体が少しずつ回復に向かってくるのだ。

何より秀逸なのは、超簡単であること。外食だろうと加工食品であろうと手作り料理であろうと、いつもの食事に良い塩をふって良いオイルを垂らすだけ。

それだけだ。

その結果はどうだったのだろうか?

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ー どんな学び、気づき、行いがありましたか?

自分自身が9(本能)と1(思考)を繋ぐために、何が最適だったのかが分かった。苦手意識や自己嫌悪に陥っていた、「食」の部分も、強制や無理に、ではなく、塩やオイルを工夫していくことができた。そして、お通じが良くなるなどの体の変化も実際にあった。

ー それによってどんな体感、変化がありましたか?

一番、大きかったのは、いままで見ないフリをしたり我慢をしていた足の痛みに向き合うことができ、大きな手術を決意できたこと。そして、実際に痛みから解放されたことで、自分自身が自由になった。9と1を繋ぐ、「舞」を好きなようにできるようになった。

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非常に端的におっしゃられているが、皆さんはこの現象として現れる変化の奥にあるより根本的な変化にお気づきだろうか?

お通じは、お便りといわれる通り、体内環境の状態を示す重要な指標となる。つまり、お通じがよくなるというのは「身体が内側から改善されている」ということだ。

メンタルと食の負のループに陥っていたところから、独り言・塩・オイルという本当に効果があるのか疑わしいくらいに簡単なことを淡々と続けたことで、なんと体内環境が改善されたというお便りがきたのだ。

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you got mail :)

独り言で気力を回復し、塩とオイルで体内環境を回復。どちらも大きな変化をもたらすものではないが、この手に入った小さな気力と体力を使って、身体が自浄作用をはじめる。

それまで欠かせなかった昼寝や夕寝も必要ない日が出てきた。こうなると、夜の睡眠の質が高まるので、心身の回復力が高まる。心身がどんどん高まっていく念願の「正のループへの乗車券」が手に入った瞬間である。

この乗車券を手に入れることがどれだけ難しいことか。負のループから抜け出せずに苦しんでいる人には特に真に迫って感じとれるはずだ。すべてが好転していくスタート地点に立てたということなのだから。

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さらに、あゆみさんは頭と身体の分離を解消するため、とくに何かを食べるときに「私の身体はこれを本当に欲しているだろうか」という問いを自分自身にかけるようになった。

身体に実際に聴く。感じてみる。「うーん。どうやら頭が食べたがってるだけで身体は欲していない」。そのように感じれば、それを手にすることをやめる。

このようにして、回復した気力と体力を使って、頭と身体の統合を図った。結果、自分自身の身体のメッセージがちゃんと受け取れる状態になった。

生き延びるために分離させていた頭と身体を、自らの力によって統合させていった。

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あぁ。なんて尊いのだろうか。

ふつうに生きていると自動的に心身が置いてけぼりになってしまうこの社会構造の中で、その構造に抵抗し、生き物としての本質を取り戻さんとするその姿に、ぼくは敬意を覚え、希望を見出す。

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さらに、ここからはぼくもびっくりであった。

心身が回復し、頭との統合が進んできたあゆみさんは、怖くて向き合うのを避けてきた「脚の痛み」と向き合うことを決断される。

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「ショーンさん、私決めました。手術することにします。素晴らしい先生とのご縁をいただいたのです」

これが、この野生化プログラムの中で、あゆみさんが得た最大の成果であろう。

これまで怖くて直視できないできた脚の痛みに眼差しが向いたのである。どれほど勇気のいることだっただろうか。さらにそれを後押しするように、あゆみさんがご自身の命運を託せる先生との出会いがあった。

あぁ、なんて完璧。なんて美しい、人生。すべてがあゆみさんに呼応している。創造主としての在り方。それを側で見せていただける幸せ…。

「わたし、手術します」

と聞いたとき、

「わたし、路面店を出すんです」

と聞いたときと同じくらいドキドキしてしまったことは、ここだけの秘密にしておこう…。

あゆみさんのスピード感には、いつでも狼狽してしまうのだ。笑

頭と身体が統合して、仕事がワーーッと動き出した

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ー 今の気持ち、感覚を教えてください

一言でいうならば、「生まれ変わり」が起こった。感覚的に、一度死んで、生まれ変わったような感覚です。自分が変わったからか、仕事も色々なことが一気に動き出しました。これからの自分が楽しみです!

この手術を終えてから、あゆみさんのお仕事が本当に一気に動きだした。

滞っていた路面店の出店業務も一気に進み、まもなくオープンの予定である。

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すでに新規のお客さまも付きはじめている。この場所があゆみさんのエネルギーを必要とする人がこの場所に集まり、たくさんの方々が幸せへと導かれてゆくのだ。

さらに、ドキドキだった手術もうまくいった。

あードキドキだった。

あれほどに痛みがあり、脚を引きずっていたような状態だったのが、どんどん回復してきている。そして、彼女にとって生きることそのものとも言える「舞」を、好きなだけ舞えるようになったのだ。ほんとうに嬉しい…。

その他の様々な変化

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・「食」に対する自己嫌悪からの解放
・自分自身から自由になれた
・気づくと、くよくよ考えることが少なくなった
・自分を許せるようになった
・体がよく動くようになった
・自分を好きになった
・仕事がスムーズに流れすぎて怖い^^
・塩・オイル・水が変わった

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この3ヶ月を通して「身体のポテンシャルを細胞レベルで発揮する」という素晴らしい可能性に向けた第一歩として、あゆみさんにとって最も必要だったことが与えられた。身体の声である「脚の痛み」に耳を傾けることができるようになったのだ。結果、仕事もワーーーッと動き出し、ご自身の店舗を持たれるに至った。

ご自身の命の輝くままに生きる未来が、今まさにはじまっている足音がする。


あゆみさん、3ヶ月間、貴重な体験をご一緒させていただき本当にありがとうございました!本当に光栄でしたし、一つひとつの出来事が自分ごとのように嬉しく、そしてドキドキしました!笑

香川の店舗、遊びにいきますね^^

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