他人のために行動すると幸せになる。子育ては幸せを感じるための機会になる。
こんにちは。学です。
まだ子どもがいないあなた。
子育てに対してあなたはどんなイメージをもっていますか?
実際に子育てをしているあなた。
子育てはどうですか?
子育てが終わったあなた。
子育てはどうでしたか。
きっと、一人一人違う考え方、価値観の中で様々な感想をもつであろう問いです。
十人十色と言われるように、人は全員違います。
「みんなちがってみんないい」ですね。(私の座右の銘の1つでもあります)
今まで違った生活をしていた二人が同じ屋根の下で暮らす。
これだけでも大変な変化であるにもかかわらず
そこに子どもという未知の宇宙人(行動がよそくできない、論理思考があてはまらないという意味で)
が入ると生活は大変です。
生活を維持するだけでも重労働です。
(これは私の経験からくるあくまで私的な見解です。友達は子育て楽勝!育休最高!っていって趣味のお菓子作りを楽しむ子育てライフをおくっています笑)
大変でも楽しくても、子どものために費やす時間や労力は
きっと「幸せ」につながるというのが今回のお話です。
人間は自分のためだけにやることよりも、他人のためにやることの方が幸福を感じやすい生き物なのだそうです。
アメリカの大学で行われたでは、親切な行動をとる人ととらない人にわけて1ヶ月後に幸福度を調査した結果、親切な行動をとる人が幸福度が高いことが明らかになっています。(カリフォルニア大学 リュボミアスキーら)
なんだか当たり前のように感じますが、現代の生活で他人に親切にできる余裕ってどのくらいあるでしょうか。
私が学校の教員として働いていたころは、正直毎日のタスクをこなすことで精一杯。誰かを助けたい気持ちはあれど、定時退勤を考えると自分のタスクを優先していました(子育ての重要度がかなり高かったので、提示を基本にして帰宅し少しでも子育てや家事に参画したかった。)
通勤電車で困っているような人がいてもなんだか恥ずかしくて(誰か助けてくれるだろ的な人任せの部分もあったと思います)、親切にすることができなかった時もありました。
忙しい現代。余裕がないばかりに、他人に割く時間を意図的に削減していました。
その代わり、自分の家族にかかわることに時間がいくようにしていたのです。
仕事は自分以外の人でもできるもの(代わりがいる)で、我が子の子育ては自分しかできない(代わりがいない)という違いから、子どもが小さい今は、夫婦で協力して子育てをして、ある程度子どもが自立するまでサポートすることが私たち夫婦の中で優先順位が高いです。
それで子育てに専念していると、大変なことも多いですが、その分嬉しいことも本当に多いのです。
最近、動物園に子どもをつれていったのですが、いろんな動物を見て興奮している子どもの様子をみると、本当に幸せな気持ちになりました。
動物を見て話す内容も、なんだか視点が面白くて感心しました。
一方で、後半疲れてくると「疲れた〜」といって抱っこ〜とせがんでくるのですが、自分も疲れていると辛いなと思うこともありますし、どうにか車まで連れて行って、車の中で寝て、家に着いて起こしたら大激怒&大泣きしたり、ぐぬぬぬ・・・と怒りを覚えることもありました(疲れていたし)。
どこかでまだ、(子どものために)動物園に連れて行ってあげたのに
(だって、自分一人ならいかないですもんね。笑)
なんでこんな大変なんだーーーーーーとやってあげてるという意識があったのかもしれません。
(余裕がないとこんな思考になりがち、、、反省)
でも冷静に考えると、その大変だったことも思い出だし。
動物園で子どもが返してくれる表情や言葉は本当に幸せを与えてくれたので本当にありがとうって思うのですが。
だから、あんなに疲れたーーー、大変ーーーーーと思っていたことも忘れてまた動物園に連れて行ってあげたいと思うのです。
誰かのために働く(動く)って、大変だけどそこから得られるものが自分に幸せを与えてくれるんだと実感した体験でした。
私は子育ては、大変だとおもっている人です。
思うようにいかないし、どんだけこっちが頑張っても報われない時だってあるし、なんなら逆ギレされるし、、、、、
(子のためを思って服を買っても、着たくない!って言われたり
段取りをつけて朝の支度ができるように準備しても一瞬で泣いて散らかすし、、、、などなど)
(↑もちろん着たくないのは自由だし、もっと朝の段取りの組み方や子どもが泣かないような気持ちの持って生き方など、親が反省するのはもちろんですが気持ちとしてはどよん↓ってなります笑)
でもでも、子どものおかげで幸せをもらっているし、逃げられない状況だからこそ、しっかり子どもと向き合わないといけない。
初めは半強制的に子育てをせざるを得ないという感じでしたが、得られる物があるからやりたい!と気持ちも変わってきました。
他人のための行動をとると、脳ではドーパミンが放出sれ、幸福考えられ、他人のために!という行動をとりたくなるのだそう。
子育てを通して、私は利他的な行動をとることの素晴らしさを感じました。
(もちろん仕事でも感じています)
これが俗にいう、「やりがい」なんですね。
「やりがい」は他人のために動いて、そこから得られるものがあるから生まれるもので、決して自分一人ではないものなのではないでしょうか。
子育ては、人間が遺伝子を残すための自然な営みです。
きっと人間の脳が利他的な行動に幸せを感じるのは、次の世代を残す子育てがのおかげであるという側面もあったのではないでしょうか。
大変だけど、仕事も子育ても「やりがい」があります。
明日も頑張ろう!
最後までお読みいただきありがとうございました。