「幸せ」を感じたいなら人と関わること
こんにちは。学です。
あなたは今「幸せ」ですか?
私は幸せです。家族にも仕事にも恵まれてたくさんのいい人に囲まれているからです。
でも脳にとっては、周りにたくさんの人がいるだけでは不十分なんです。
脳は周りにいる人とコミュニケーションをとることを「幸せ」と感じるのだそう。
だから、家族と一緒に住んでいないけど、なんだか「幸せ」を感じない人
恋人と一緒にいても「幸せ」を感じない人
がいるのも納得なんです。
「幸せ」はいるだけでなく、コミュニケーションをとることで感じる(脳が)ものだからです。
今日はそんな話。
現代では当たり前になったスマホ。
スマホのおかげで本当に便利になったし、たくさんの人と常時つながる状態が作り出されました。
好きな時に好きな人と連絡がとれるだけでなく、好きな時に趣味(読書や映画、動画)を楽しめる。
一見すると人類はすごく進化していいように感じるかもしれません。
でも、精神疾患にかかる人は増え、ネットでの問題は枚挙に遑がない状況です。すばらしいテクノロジーだからこそ、自分でコントロールして適切に上手に使っていきたいですよね。
精神疾患患者数に関する資料
https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000940708.pdf
なんとなく、ダメだとおもってもスマホをいじってしまう。
なんとなく、スマホを見てしまう。
通知がきていないか気になってしまう。
これは、あたたが悪いわけじゃないんです。
あなたが気になるように、世界の頭のいい人が開発したものだから気になるのは当然なんです。
だから、自分を責めず、
頭のいい人が考えた仕組みから逃れられるように、考えてみてください。
また別の記事でスマホとの距離の取り方は書きたいと思います。
さて、今日の話に戻りますが
人間の脳は、その活動に応じて様々な部位が刺激されることが近年の研究でわかってきています。
その中の人間の社交性を司る部位が活発になると「幸せ」を感じることがわかっています。
ということは、社交性を司る部分をたくさん刺激することで、私たちは幸せを感じるということですね。
社交性というと、さまざまなコミュニケーション技術が発達した(電話、テレビ電話、メール、メッセージ、 lineなど)現代の中でどれが幸せにつながるかというと、電話、テレビ電話、直接会って会話することなのだそうです。
つまり、SNSに代表される文字や写真だけのコミュニケーションでは、人間は「幸せ」を感じることはできないのです。
「幸せ」を感じるコミュニケーション手段に共通するのは、シンプルな情報ではなく複雑な情報が含まれ、且つ五感に訴える情報であるということです。
電話は、声のトーンや大きさ抑揚などから、相手の情報を読み取ることができます。自分の発言に対する相手の間合いの取り方でどう感じているか感じることができます。(人間の感受性って本当にすごいですね)
さらに、言葉のキャッチボールで話の話題がどんどんひろがったり、本筋にもどったり、会話のバリエーションも豊富です。
テレビ電話は、電話の良さに加え直接表情を読み取ることで相手のことをしれるし、自分も相手がみていることを意識して表情などを工夫するでしょう。
直接会って話をする場合は、上記2つの良さに加えて会う場所に応じた、周りの状況や空気、話の熱量といった画面越しでは伝わりづらいことも含めてコミュニケーションをとることができます。
人は一人では生きて生きないといいますが、
これは社会的な部分(物を買うには、生産者、店員さんが必要であるというような社会構造に関する部分)
だけでなく、「幸せ」を感じるために他者が絶対不可欠であるという人間の「幸せ」を感じる特性からも言える言葉です。
だから、「幸せ」を感じたいなら人とコミュニケーションをとるしかないのです。それもできれば上記に挙げた3つのように直接やりとりする方法が良いのです。
先述した、家族といるけど恋人がいけるけど「幸せ」を感じられない人がもしいたら、ちゃんと一緒に住んでいる人とコミュニケーションをとっていますか?
二人でカフェにいってお互いにスマホをみていませんか?
同じ空間にいるのに、お互い別のことをしていてコミュニケーションをおろそかにしていませんか?
スマホを使用している間は、他者とのコミュニケーションがとれません。
(もちろんスマホ見ながら話はできるかもしれませんが、それは上記の3つに含まれないという考え方で)
つまり、スマホの時間が長くなる=コミュニケーションをとる時間が短くなる=「幸せ」を感じなくなるということなのです。
スマホを使うことがわるい!
のではなく、スマホを使いすぎて他者とのコミュニケーションがおろそかになっていることが問題なのです。
ぜひ、自分のスマホの使い方を見直して、「幸せ」を感じることにチャレンジしてみませんか。
それだけで何かが変わるかもしません。
最後まで読んでいただきありがとうございまいした。