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【ゲキレンジャー】第1話~第9話
突然だが、キャラクターソングが好きだ。主題歌やエンディングテーマ、ロボなどを主題にしたイメージソングももちろん大好きなのだが、キャラクターソングが素晴らしい作品は間違いなく本編も素晴らしいという一種の信仰を持っている。
最近はあまり情報を追えておらず、せいぜい「英雄祭のアバパ最高だったな……」くらいの学びしかできていないのだが、思い返せば若かりし頃、キャラソンにはまり始めたあけぼのと言ってもいい曲が、メレ様のキャラソン「ちぎれた羽」であった。強くてかっこよくて切なくて、多感な年ごろにはぐっさり刺さったものだ。
キャラソンを聞いていたくらいなのでちゃんとリアタイ視聴していたはずなのだが、あいにくストーリーはほとんど覚えておらず、初見のようにわくわくしながら配信を楽しむことが出来た。考え方によってはお得。キャラソンの件があるので何となく理央様・メレ様びいきです。
修行その1「ニキニキ! 激獣拳」
ゲキレン1話見た 開幕即空から降る一面のパンダ! この掴みで「勝ち」を確信。虎もパンダもいるということはジャンがいたのは大陸部の樹海なのじゃないかと思うが、それにしては日本語会話ができ語彙もある。ある程度言語を操れる年齢になってから人間と生き別れたか。箸など使わなければ忘れよう。
— 望戸 (@seamoon15) September 17, 2022
レツはジャンが人間世界からはぐれた時期を「箸の使い方を覚える前」と皮肉り、野生児の彼にあまりいい印象を持っていない様子。ランはどちらかというと困惑している? 真咲やマスター・シャーフーは現役でなかったり指導者の立場だったりするので、レツやランとはまた違う視点を持っているのだろう。
— 望戸 (@seamoon15) September 17, 2022
しかし激獣拳側も臨獣殿もみんなお顔がよい! ジャンのキラキラした大きな目やメレ様のザ・ヴィランな妖しさ、そして理央様はただただお美しく王者の風格。マキリカの額にカマキリが生えているのもまたおかし。右を向いても左を向いても目の保養だしなんと真ん中を見るとネコがいる! ネコはいいぞ!
— 望戸 (@seamoon15) September 17, 2022
しかもこのネコ……強いぞ!
「弱き者共の絶望」を糧として臨獣拳は強くなる。拳魔の腕輪に導かれ、理央は世界を統べることを大決定。といっても世界征服はあくまでも副次的な景品で、主たる目的は人類の蹂躙である。腕輪を見たメレは「遂に理央様の時代、理央様の世界が始まる」と声を弾ませる。組織でなく個人に心酔している。
— 望戸 (@seamoon15) September 17, 2022
マキリカに襲われた童女を助けるため、ジャンは正義の怒りで初変身。野生児の時は生き物風だった激気の虎が、ゲキチェンジャーを装着したことでメカニカルなデザインに。スーツは無駄な装飾がなくシンプルな作りで、実戦・修行・研究(データ取り)のいずれにも対応していそう。実用的!
— 望戸 (@seamoon15) September 17, 2022
マスターの「正義の心」という言葉には首をかしげていたジャンだが、何のことはない。誰に教わるまでもなく(虎に育てられたとしても!)、彼にはきちんと正しい心が育っている。跳ね回って相手を翻弄するような戦闘スタイルは大変わくわくで目が離せない。よいぞよいぞ~
— 望戸 (@seamoon15) September 17, 2022
修行その2「ワキワキ! 獣拳合体」
ゲキレン2話見た 倍倍分身拳習得のため、ジャンにビーストアーツを教えるよう命じられるレツとラン。基本の突きを教えるランと(ロボタフ丸っこくてかわいい)、その様子を眺めながらゲキヌンチャクを手に取るレツ。一応教えようという気はあるようだが、当のジャンに出鼻をくじかれていじけモード。
— 望戸 (@seamoon15) September 18, 2022
ロボタフはいいぞ、なんたってEDダンスが踊れるからな。
ばらばらな三人の共通項は激獣拳が好きだということ。そしてばらばらだからこそ、シャーフーの言うトライアングルが成立する。三人のゲキビーストを激気で硬く練り固め合体、ゲキトージャ爆誕!/リンシーは志半ばで倒れた臨獣拳の拳士を「臨在」させることで誕生。だからすぐに実践投入可能なのか
— 望戸 (@seamoon15) September 18, 2022
スポーツメーカーがどうやって巨大ロボを、と思っていたら、正確にはロボではない。あくまでも激気の具現化であり、操縦もコクピットやコントローラではなく乗り込んだ人間の気合で行われるのだ。メンテいらずで便利と思いつつ、メンタルに左右されるのは不安要素でもある。
巨大戦はバエによる実況スタイル。プロレスか! でもこれはこれでワクワク感! メレ様の胃袋に格納されているようだが、四六時中あんな感じでは消化不良を起こしそう/メレ様、というか臨獣カメレオン拳、覚悟の味がわかったり臨気を高めるツボを押したりとなかなか使い勝手よし。
— 望戸 (@seamoon15) September 18, 2022
修行その3「シオシオ! そうじ力」
ゲキレン3話見た \暮らしの中に修行あり/ リンシーが試しの房に入り勝ち抜くとリンリンシーになり、理央の前に顔を晒すことを許される。リンシーの額にはそれぞれの拳法のモチーフがあり、布でそれを隠している、と。強い物だけが個性を許される厳しい世界……
— 望戸 (@seamoon15) September 24, 2022
激獣拳は弱さを断罪しない。「修行して勝つ」「暮らしの中に修行あり」と、弱い者が修行によって自らを鍛え上げ、強くなっていくことこそが激獣拳の理念のようだ。だからレツとランの昔の映像も笑い話にできるのだ。
— 望戸 (@seamoon15) September 24, 2022
ウェイト満載のゲキ雑巾(スクラッチ社謹製・タグ付き)によってそうじ力を高め、持ち前の力をパワーアップさせたジャン。あのキャッチフレーズはマスターシャーフーが考えていたのか……。無理に誰かをまねようとするのではなく、自分の強みを伸ばしていく。突出した個性が全体の強みを生むのだ。
— 望戸 (@seamoon15) September 24, 2022
修行その4「ゾワゾワ! 五毒拳」
ゲキレン4話見た 諦めは未来を閉ざす行き止まり、諦めぬ限り未来に続く道は開ける。諦めずに頑張ればド素人だってカレイドスパイラルジャンプを習得できるのである。しかしゲキトージャといいシャーフーといい獣拳は回転しがち。理央様までスパイラル入退場なのはちょっと笑ってしまった
— 望戸 (@seamoon15) September 24, 2022
不穏な夢に心かき乱されながら、五毒拳に激獣拳殲滅を命じる理央。激獣拳側のキャッチフレーズはシャーフーが考えていることが前回明らかになったが、臨獣拳側は一体誰が。自己申告なのか当主である理央様なのか……/気分の悪そうな理央を「おなか? おつむ?」と気遣うメレ、母ちゃんムーブ全開。
— 望戸 (@seamoon15) September 24, 2022
五毒拳にやられっぱなしのジャンらを見かねて助けに入るシャーフー。「不闘の誓いがあるから」とレツ・ランに理央との戦闘を止められていたが、どんな中身の誓いなのだろうか。あんなに止めるということは、自分への枷というだけでなく何らかのペナルティがあるのかも。
— 望戸 (@seamoon15) September 24, 2022
理央はもともと激獣拳の拳士だったが、裏切って臨獣拳に与したのだとレツ。兄弟子というやつか。極限の強さを求める理央の激気とまともに対抗できるジャンの激気、こればっかりは天性の才というやつか。あるいは真咲に拾われるまでのジャンの人生がよっぽど極限だったのかもしれぬ。
— 望戸 (@seamoon15) September 24, 2022
修行その5「ウジャウジャ! どーすりゃいいの?」
ゲキレン5話見た VSカデム、スピードと正確さと根性で勝負。「日々是精進」のランの自信は、毎日欠かさぬ修行によって培われたもの。かつて拙速に諦めかけたことを穏やかな気持ちで思い出せるほど、彼女の全身には揺るがぬオネストハートが満ち満ちている。
— 望戸 (@seamoon15) September 30, 2022
メレは理央様のため、五毒拳の誰かが持つという「
— 望戸 (@seamoon15) September 30, 2022
真毒」を探す。カデムのおどろおどろしい頭部はどうやらハズレの模様/「僕らのゲキトージャ!」ってバエはいったいどっちの味方なんだ カッコよければなんでもいいのか!? でも確かにカッコいいよね分かる!!
修行その6「ジュワーン! って、何?」
ゲキレン6話見た ピエール藤代の圧にごまかされそうになるがなんだかいろいろレツの過去話が開陳されている。理央様も一目置くほどの激獣拳使いの兄がおり、しかし今はすでに亡くなっている事。マスターシャーフーが「復讐」という言葉を使っていることから、恐らく兄の死には臨獣拳が絡んでいる事。
— 望戸 (@seamoon15) September 30, 2022
おそらく兄を介して、レツとマスターは以前から交流があったのだろう。感動を追い求め、感動が無ければ意味がないとまで言い切るレツ。その興味が、兄の生前感動していた激獣拳に向くのは、当然と言えば当然の成り行きと言えよう。絵の道に嫌気がさして拳を志したのでなくてよかった。
— 望戸 (@seamoon15) September 30, 2022
壁を歩くモリヤに対抗するため、レツは敢えて相手の世界に飛び込む選択をする。壁面での戦闘シーンはまさにファンタスティックテクニックで、ブルーは常に窓と壁の段差や屋上の縁に手足をかけ、時にモリヤを足場にして戦っている。演出が細かい! メレが見とれてしまうのもやむなし。
— 望戸 (@seamoon15) September 30, 2022
ところで「感動」と「漢堂」を勘違いしているジャンがかわいい。ネームカードを誇らしげに藤代に突き付ける様子も、誰かに見せびらかせるのが嬉しくてしょうがないんだろうなあとほっこり。/藤代の粘り強さもある意味では感動的。We made itじゃないんだわ……そして受付も普通に通すのか……
— 望戸 (@seamoon15) September 30, 2022
修行その7「シュバシュバ踊ろう!」
ゲキレン7話見た どこかで見たようなダンスの先生ですね/マスターの指示で参加したダンス教室、最初はジャンが、次いでそのジャンを見たランが、最後に先生にダメだしされたレツが楽しそうな二人を見て「シュバシュバ」していくのが何ともいえずよい。アスリート皆素直か!
— 望戸 (@seamoon15) October 8, 2022
美咲さんのアクションがかっこよくて良き。減益は退いているとはいえ流石です/最強の鉾ソリサと最強の盾マガ。メレによる激励、真毒を使わせるためなんだろうがちょいちょい私情が挟まっておる。恋する者同士のシンパシーか……
— 望戸 (@seamoon15) October 8, 2022
×美咲 → 〇美希
×減益 → 〇現役
修行その8「コトコト…ひたすらコトコト」
ゲキレン8話見た 飯テロ! 豚の角煮砲!/我慢してマガとソリサの攻撃を受け続けることが出来なかったジャンに対し、その場ではちゃんと怒るけれど、帰社してからはきっぱり気持ちを切り替えて自分たちのチャージスピードアップに取り組むレツとラン。これがスポーツマンシップか……
— 望戸 (@seamoon15) October 8, 2022
なつめ嬢の得意料理は豚の角煮、なかなか渋めのチョイスである。前回箸を使えるようになったジャンがいつもより長い菜箸もばっちり使いこなし、柔らかくつかみにくかろう角煮をもりもり掴んでいたので、げに食欲とは人を成長させるものよのと温かな気持ちに。無論「コトコト」の習得も含む。
— 望戸 (@seamoon15) October 8, 2022
修行その9「ケナケナの女」
ゲキ9話見た 臨獣拳も激獣拳ももとはひとつの獣拳が分派したものなのだから、強くなるためにはそりゃどちらも真っ当に修行するよね、という話。モリヤややほかの臨獣拳拳士たちがやっている「悲鳴を集めて強くなる」は、言うたらヒーローショーの「みんなの応援で強くなる」みたいなものであろう
— 望戸 (@seamoon15) October 15, 2022
ラブウォリアー・メレ様、ステルス状態で待ち構えて刺客を風のように撃破、からの堂々たる名のりがかっこよ! メレに手を伸べて立たせてからふいと顔を背ける理央様(新旧)がよき。照れてんのか?
— 望戸 (@seamoon15) October 15, 2022