HirotoIida

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主に投資(米国株,FX,CFD,株価指数,商品,不動産、経済、国際情勢)について発信しています。 なるべく有益な情報発信を心がけています。 投資歴 10年 【twitter】 @days_seize

最近の記事

オン・セミコンダクター(ON)2Q決算結果

自動車部門の売上高は過去最高の10億ドル超、前年同期比35%増 工業用製品の売上高は前年同期比5%増の6億930万ドル シリコンカーバイドの売上高は前年同期比約4倍増 CEO「オン・セミは、自動車用および産業用製品の成長に牽引され、売上高および1株当たり利益でガイダンスを上回る素晴らしい四半期を達成した。当社の卓越した事業運営と勝利の方程式が、軟調なマクロ経済環境の中で当社の業績を維持する上で正しい戦略であることが証明されました。「当社のブラウンフィールドの生産能力

    • オン・セミコンダクター2Qコール要約

      ハッサン・エル=クーリー パラグ、ありがとう。おはようございます。また、ご出席の皆様、ありがとうございました。第2四半期の売上高は20億9,000万ドル、非GAAPベースの売上総利益率は47.4%となり、いずれもガイダンスの中間値を上回りました。全世界のチームがすべてのシリンダーをフル回転させています。 規律正しく、一貫性のある、信頼性の高い業務遂行という当社のアプローチは、四半期を追うごとにオンセミの勝利の方程式となり続けています。現在の市場環境にもかかわらず、またして

      • 積立NISAとは

        積立NISAとは 少額から長期・積み立て・分散投資を支援するための非課税制度です。 購入できる金額は年間40万円まで、非課税期間は20年間です。 皆さんが真っ先に着手すべきはiDeCoをやることです。(私的年金なので) それに次いでお得な財産形成の方法が積立NISAになります。 ですので、できれば両方同時に走らせることが重要です。 なるべく引き出さず、長く投資を継続することが重要ですが積立NISAは途中で引き出せます。 では、どの商品を選ぶ? 過去のトラックレコードか

        • iDeCo(イデコ)とは

          iDeCoとは iDeCo(イデコ)とは私的年金制度のことです。 公的年金と違い、国から催促されることはないので後回しにしがちですが素晴らしい財産形成ツールでありほとんどの日本国民が加入すべき制度です。 日本の場合、これからますます高齢化が進み経済の活力が失われることに加えて公的年金だけでは老後の資金が足りなくなるのは目に見えています。 公的年金と平行して走らせ、老後の資産形成で失敗しないようにしましょう。 老後の最大のリスクは長生きした結果、貯金の方が自分の命より先に尽

        オン・セミコンダクター(ON)2Q決算結果

          2023年FOMCでのFRBメンバー投票権について

          連邦公開市場委員会(FOMC)とは、連邦準備制度の主要な金融政策決定機関です。FOMC毎に経済政策について投票が行われますが交代投票席と常任投票席に分かれ合計12議席になります。毎年、FOMCの4票は11の連邦準備銀行総裁の間で持ち回りになっています。 地区はグループになっており、3年または2年のサイクルで交代します。連邦準備制度は設計上、分散化されており、12の連邦準備銀行がアメリカ中の地域社会に根ざしています。 これは、金融政策を決定する人々が多様な見解を聞くことができる

          2023年FOMCでのFRBメンバー投票権について

          メキシコ株ETFのEWW上位組入銘柄

          アメリカ・モビル(ティッカー:AMXL) 組入比率14.15 セクター:コミュニケーションズ  PER16.69 企業概要:アメリカ・モビル(America Movil SAB de C.V.)は通信サービス会社。エアタイム、市 内、国内、国際長距離電話、ブロードバンドなどの無線・有線通話サービスを提供する。世界各地で事業を展開。     グルポ・フィナンシエロ・バノルテ(ティッカー:GFNORTEO) 組入比率10.22 セクター:フィナンシャルズ  PER9.69 企業概

          メキシコ株ETFのEWW上位組入銘柄

          FOMCの結果について

          FRBはマーケットの事前予想通り0.50の利上げを決定しました。 今回の利上げで政策金利は4.25-4.50%になります。 声明には変更はありませんでした。 9月からの主な見通しの変化について 2023年末の政策金利見通し 4.6→5.1 実質GDP 1.2%→0.5% 失業率 4.4%→4.6% PCE inflation 2.8%→3.1% コアPCE inflation 3.1%→3.5% マーケットは2023年末の政策金利が5.1%に変更になったことでタカ派な印象を

          FOMCの結果について

          インド株ETFのSMIN上位組入銘柄

          SMIN組み入れ銘柄 ブラックロック・キャッシュ・ファンズ 組入比率5.97% Max Healthcare Institute Ltd(ティッカー:MAXHEALT)比率1.78% セクター:ヘルスケア PER69.23 企業概要:マックス・ヘルスケア・インスティテュート・リミテッドは病院をチェーン展開している。病院では、泌尿器科、腫瘍科、整形外科、眼科、皮膚科、肺移植、栄養学・食餌療法、歯科治療、ガンストロエンタープライズ、リハビリテーションサービスなどを提供しています

          インド株ETFのSMIN上位組入銘柄

          インドETFのEPI上位組入銘柄

          EPI組み入れ銘柄 リライアンス・インダストリーズ(ティッカー:RIL) 組入比率7.71% セクター:エネルギー PER28.36 企業概要:石油化学品および繊維メーカー。繊維部門では、合成繊維、テキスタイル、混紡糸、ポリエステル・ステープルファイバーを製造、販売。石油化学部門では、ジャムナガルに石油精製工場を所有し、ガソリン、灯油、液化石油ガス (LPG) などの幅広い製品を製造する。 タタ・スチール(ティッカー:TATA)組入比率6.57% セクター:マテリアルズ

          インドETFのEPI上位組入銘柄

          SpaceXが先週発表したスターシールドについて

          SpaceXが先週に発表したスターシールドですがSpaceX側は政府クライアントの国家安全保障上のニーズに応える衛星を構築したということ以外、内容については多くを語りませんでした。 このプロジェクトに詳しい人達は、気候変動の研究、ミサイル追跡監視などの機能を持つだろうと語っています。 スターシールドは実は4年前から秘密裏に運営されてきました。ロシアのウクライナ侵攻以降、さらに日ごとに重要度を増してきています。 SpaceXのCOOはペンタゴンとの契約をめぐって数十憶ドルがかか

          SpaceXが先週発表したスターシールドについて

          JOLTS,CPI,雇用統計についての面白い指摘

          最近の各データに関して面白い指摘を見つけましたのでご紹介します。 最近のJOLTS,CPI,雇用統計に対しての回答率の急落についてです。 JOLTSでは直近、1026万人の求人数が発表されましたが2021年のJOLTS回答率は44%に対して2022年の回答率が30.6%でした。 回答者が30%しかいないデータは正確性に欠けるとの指摘です。10年前の回答率が68%だったことを考えるとかなり低下しています。 また、複数エコノミストよりJOLTSのデータは同じ仕事も都市ごとにわけて

          JOLTS,CPI,雇用統計についての面白い指摘

          TwitterのApple回避策

          TwitterのApple回避策 今週の水曜日、イーロン・マスクはTwitter Blueのサブスクリプション価格を変更してiPhoneアプリよりもWeb経由で支払う顧客の料金を低くする予定であると一部の従業員に通知しました。 Appleのアプリ内での30%支払いに反対していたイーロン・マスクが先週、AppleのCEOであるTim・Cookとあった後、回避策を見つけたことを示唆しています。 TwitterがもしiPhoneアプリよりも安いウェブベースの価格設定を宣伝した

          TwitterのApple回避策

          ヨーロッパでの産業空洞化について

          ヨーロッパでの産業空洞化について ここ数か月、ヨーロッパ中の政治家や各企業のCEOがヨーロッパ内でのエネルギー価格が高止まりしていることを受けてEUがエネルギーに対して補助を行わない場合、企業が大陸離れをすることについて警告しています。天然ガスを使用して生産している産業に対して大きな打撃を与えています。 ロシアのウクライナ侵攻以前はヨーロッパはロシアから全体の40%の天然ガス、25%の原油を輸入していました。 開戦後、EUは特に天然ガスの供給について多様化させてきました。

          ヨーロッパでの産業空洞化について

          ロシアの海上輸送される石油に対して価格上限が設けられたことによる影響について

          原油について少し書きます。 12/2にロシアの海上輸送される石油に対して価格上限が設けられました。 簡単に説明します。 これは西側の保険を通して海上輸送されるロシア原油の価格上限を1バレル60ドルに設定し2か月ごとに価格水準の見直し、国際石油価格を少なくと5%下回るような調整メカニズムで合意したものです。2023年2月5日にはロシアの石油製品にも同様の価格上限が発効されます。 一方、先日のOPEC+では2023年の末まで日量200万バレルの減産に合意しました。また、政策決定

          ロシアの海上輸送される石油に対して価格上限が設けられたことによる影響について