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155. Netflix『Monsters』の真実:メネンデス兄弟の物語を深掘りしてみた

急に寒くなりましたね。
ぽかぽかと気持ちよく、HOTドリンクを楽しめる季節になりました。

こういう日は特にドラマ一気見をしたくなります。
そこで最近鑑賞したMostersについて、ドラマの魅力やテーマを掘り下げつつ
鑑賞レビューを書いていきたいと思います。

あらすじ

Netflixオリジナルドラマ「Monsters」は、
アメリカのメネンデス兄弟の衝撃的な実話を基にした作品です。
このドラマは、1990年代に起こった事件を描いており、
兄弟が両親を殺害した理由や、その背後にある家庭内の問題に光を当てています。

<あらすじ Filmarksより引用>

1989年、ビバリーヒルズの自宅で両親を惨殺し、有罪判決を受けたメネンデス兄弟の人生に迫る、実在の事件に基づく衝撃の犯罪ドラマシリーズ。

物語の概要

本作はエリックとライアン・メネンデスの視点から展開されます。
主に彼らが両親を殺害するに至った経緯と、その後の裁判を中心に描かれていす。
兄弟は、厳しい家庭環境と虐待から逃れようとしていたことを語り、
観る者に複雑な感情を抱かせます。
主要キャラクターたちの心の葛藤や、周囲の反応が巧みに描かれており、
ドラマの世界に引き込まれます。


見てみた感想

ドラマの展開としてはとても緊張感があり、視聴者を引き込む力があります。
過去と現在が交錯し、兄弟の心情がリアルに伝わってきます。
特に、重要な瞬間が巧妙に配置されており、物語に緊張感を与えています。

キャラクターとしてはエリックとライアンの演技は圧巻です。
彼らの葛藤や痛みが視聴者に深く響き、共感を呼び起こします。
また、両親のキャラクターもそれぞれの視点で描かれており、
単純な善悪の二元論ではない複雑さが感じ取れます。

本作テーマである家庭内虐待やトラウマはとても重く、考えさせられる内容です。
単なる犯罪劇ではなく、人間の心の深い部分に触れる作品として、
自分の捉え方と照らし合わせる一気見必見のドラマでした。


実際の事件との比較

「Monsters」は、メネンデス兄弟の実際の事件を基にしていますが、
フィクションとしての演出が施されています。
家庭内虐待の描写や兄弟の心理的な苦悩は、
実際の事件と相まってリアル感を醸し出しています。
また、フィクションとしての演出が、視聴者にさらなる感情移入を促します。


見てみたくなった方へ

「Monsters」を観ることで、
家庭内の問題や心理的な影響について考える機会を得ることができます。
そして、Netflixには「メネンデス兄弟」というタイトルの
本事件のドキュメンタリー映画版も配信されています。
合わせてみることで理解が深まると思います。

また、これらのテーマは他の作品でも扱われており、
関連作品を探してみるのも面白いと思います。
例えば、「The Act」や「American Crime Story」なども
同様のテーマを持っているようです。
私も見てみたいと思いました。


まとめ

「Monsters」は、ただの犯罪ドラマではなく、
人間の心の複雑さや家族の絆を描いた深い作品です。
視聴者は、メネンデス兄弟の物語を通じて痛みや葛藤に共感し、
考えさせられることが多いと思います。
このドラマを通じて得られる教訓は、私たちの心に深く刻まれることでしょう。

みなさんのお勧めがありましたら教えてくださると嬉しいです。

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