131.様々な恐怖症とその発生要因とは?
前回の記事で、
恐怖症について軽く触れました。
今回は、具体的になぜ恐怖症が発症するのかから
ご紹介しようと思います。
なぜ?
まず恐怖症にもレベルがあるそうで、
恐怖心はあっても日常生活に影響が出ない場合と
日常生活にも影響する場合の2つに分類され
後者は限局性恐怖症ということもあります。
限局性恐怖症の多くは10歳以前に発症すると言われており、
環境要因と遺伝要因から発症するそうです。
環境要因:過去の辛い経験やトラウマ
遺伝要因:動物型や状況型といって高所や水恐怖症などがよくある例
その他:強い恐怖を感じた経験や事故、目撃などの要因
例えば
水害で辛い経験をしたことがあり、水恐怖症である。
吊り橋から落下するところを目撃し、高所恐怖症である。
といった映画で見るとかではなく実際に経験したことが
大きな発症要因になります。
映画や聞いた話等、イメージしてしまって経験したことないが怖い
というパターンもよくありますよね。
恐怖症の例
「人間の三大恐怖症」と言われるものがあります。
私は当てはまらなかったのですが
「動物」「高所」「雷」の3つだそうです。
犬に噛まれたことがあるから怖い、
も動物恐怖症の一種ですよね。
1年に約13%の女性と4%の男性に発症している
というデータもありました。
それだけ発症しやすい、身近なものということですね。
また、これらも限局性恐怖症に至ると、
精神障害も伴っている場合があり、他の精神障害とみなされて
治療する場合もあるようです。
その他、
恐怖症は多種多様あり、ざっと調べただけでも何十種類もありました。
自分が「怖い」と感じるもののほとんどに名称がついているでしょう。
面白いもので、
特定の数字に恐怖心を感じたり、美人恐怖症などもあるようで、
「面白い恐怖症」と調べると出てきますので、
興味のある方や、私の恐怖心はどれに当てはまるのか気になる方は
調べてみるといいかも知れませんね。
トラウマや嫌な思い出が紐づいていることが多いと思います。
ちなみに私自身は、
「クモ恐怖症」の軽度に当てはまりました。
先端恐怖症とは?
今回の恐怖症を調べるきっかけになった先端恐怖症。
これは限局性恐怖症の1つで、
針やピンといった先端の尖ったものが視界に入ると
・強い精神的動揺を受ける
・尖ったものが目に向かってくるような錯覚を起こす
症状が発症します。
飛んでくるような錯覚があると、
恐怖心で目が開けられないこともあり、
場合によっては失神する方もいるそうです。
ちゃかして、
多くの人が一斉に指を刺したりしてしまうと
恐怖心でどうしようもなくなる場合もあります。
調べていると、症状にも2パターンあるようで、
精神症状:不安感、恐怖心、嫌悪感
身体症状:冷や汗、発汗、動機、パニック
に分けられるようです。
身体症状が極限まで来ると失神に至る、ということです。
治療法として、やはり恐怖症は心、脳が影響するため
薬による治療はなく、
心療内科や精神科、AIによる調査で行われているそうです。
やはり精神障害と紐づけられることが治療の進みに影響しているようですね。
最後に
ここまで調べて感じたのは、
軽度の恐怖症であれば敢えて調べない方がいいということです。
変に意識しすぎて、余計に恐怖心を駆り立てるし
具体的な怖いイメージが増します。
本当に日常生活に影響が出るくらいになって初めて
予防線として調べておこう、思ったと同時に、
恐怖症と明確に名乗っている友達には、茶化すのではなく
やさしく恐怖を避けるように接しようと思いました。
みなさんは、どんな恐怖症をお持ちですか?