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ハイスペックPCが無くても簡単に使える!RVC(音声変換AI)の使用方法
一時期話題になった音声変換AI、RVC(Real Voice Conversion)についての使い方を解説したいと思います。
ローカル環境で動かせることがやはり一番ではあるのですが、導入が難しかったり、それなりのスペックのPCが必要だったりします。
今回は、ローカル環境構築しなくてもRVCを使用できる方法について解説していきたいと思います!
記事の最後にはRVCの応用方法についても解説していきたいと思います。
1. RVCの概要
RVC(Retrieval-based-Voice-Conversion)は、とある音声を学習モデルの声に丸々変えてしまうことができるというAIツールです。
Aさんの声を学習したモデルを用意したとします。
自分の声の録音したmp3やwavファイルを、話し方はそのままAさんの声に変換するということができます。
逆に、自分の声を学習したモデルを用意したとします。
Aさんが歌っている声を、歌い方はAさんのまま声だけ自分の声に変換するということもできます。
※RVCの学習モデルを用いたリアルタイムボイスチェンジャーは別アプリケーションになります。こちらに関しては現状GPUが必須となっております。
NVIDIA製グラフィックボードをお持ちの方は、是非ローカル環境の構築を目指してみたください。M1チップ以上のMacもサポートされています。
こちらの方が自由度や学習速度は圧倒的に早いです。
導入方法
👇公式
RVCローカル環境構築用
👇最新版RVC
Applio3.0.8
1.こちらから最新版のApplioをダウンロードして解凍します。
2.run-install.batをダブルクリックすると環境構築が自動的に始まります。
3.終了後、run-applio.batをダブルクリック
環境構築がまた始まります。
終了するとApplio RVCが立ち上がります。
以後はrun-applio.batで起動できます。
2. 非ローカル環境RVCの使い方
非ローカル環境RVCでできること
1.学習モデルの作成
2.学習モデルを用いた音声ファイルの変換
主にこの二つが可能となっています。
※作成したRVCモデルファイルのダウンロードはできませんのでご注意ください。
非ローカル環境RVC
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