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生物分類技能検定2級動物部門 合格までの勉強時間と費用

前回は生物分類技能検定2級動物部門の合格までに使った参考書・ツールをご紹介しました。本記事では、素人・初学者の私が合格までに要した勉強時間と費用について書いていきます。


勉強時間

生物分類技能検定2級動物部門の試験勉強は2020年6月に開始し、2022年10月の試験で合格しました。合格に至るまでに、関連する試験として、生物分類技能検定3級と2級ビオトープ計画管理士を受験しています。それらの試験対策は2級動物と切り離せるものではないので、2級動物の勉強時間に算入しました。以下に勉強時間の算出基準を記載します。

[算出基準]
・勉強時間に含む
 2級動物対策、3級対策、2級ビオトープ計画管理士対策、読み物の読書時間
・勉強時間に含まず
 試験を受けている時間、野外で自然観察をしている時間、水族館に行った時間、自然観察指導員講習会の受講時間

下図は合格までに要した総勉強時間です。

生物分類技能検定2級動物部門合格までの勉強時間 (合計値)

1年目は勉強時間118時間程で試験に挑戦し、善戦はしたものの不合格でした。スケッチ5点をまるまる落としました。

2年目は勉強時間243時間程で試験に挑戦し、残念ながら惜敗しました。ケアレスミスが悔やまれる結果となりました。この時点で勝ち負けになる程度の力は持っていたと思います。2年目は1年目の勉強の復習が半分以上含まれますので、初受験合格で合格を狙う場合は243時間も必要ないとは思います。

3年目は勉強時間404時間程で試験に挑戦し、ギリギリで合格しました。新しいことを学ぶ量は少なく、勉強内容は前年までの復習が大半でした。

素人・初学者が初年度合格を狙う場合、150〜200時間程度の勉強で合格できる気もしますが、その年の試験の難易度や、試験問題との相性もありますので、なんとも言えません。私のようにダラダラやっていると400時間はかかるでしょう。

下図は、各月の勉強時間を棒グラフにしたものです。

生物分類技能検定2級動物部門合格までの勉強時間 (各月値)

基本的には試験日にピークを持っていけるように勉強しました。1年目は11/8が試験日、11月単月で36時間弱勉強していますので、1日あたり5時間を超える勉強量になっています。2年目も試験直前に結構時間を使いました。3年目は行政書士の試験勉強を別途していたため、他の年と比べてロングスパートになっています。

費用

参考書・問題集などの図書だけで、ビオトープ管理士のテキストを除いても¥59,000超、ルーペ・双眼鏡で¥8,000超、AnkiMobileが¥3,000、2級を3回、3級を1回受験しています。2級の登録料を合わせて。11〜12万円です。参考書・ツールについては前回の記事をご参照ください。


いかがでしたでしょうか。これまで生物分類技能検定2級動物部門の合格体験記学習に大切なこと参考書・ツール、そして勉強時間と費用を、素人・初学者の立場で書きました。とりあえず出し切りました。生物分類技能検定2級動物部門はネット上に参考になる情報が少ないため、今後の受験者の一助になるように書いたつもりです。参考になる部分や反面教師になる部分、いろいろあると思いますが、お役に立てたのであれば幸いです。皆様の良い結果を心よりお祈りしています。



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