4/24~27 燕子花

4/24
  昨日の夜にSwitchの設定やダウンロードやらをしておいたので、今日は万全の体制で「マリオカート8DX」をプレイする。強がりでアシストを外す。めちゃめちゃ落ちる、でも楽しい! 
  レインボーロードを200ccで走ってみたら、面白いくらいつるつる落ちてゴール出来ないかと思った。
  興味ありげな母にもやってもらったら、わたしよりひどかった。なんとアクセルボタンを押し続けるのもおぼつかない。2人で大笑いしながらゴールまで頑張ってもらった。

  旅行から帰りたいのに、終電を逃す夢を見た。


4/26
  追手のいる夢を時々見ることがある。追手の正体は毎回異なっていて、見つかった時に何が起きるのかも毎回変わる。「電脳コイル」のサッチーはよく出てくる。今日は不審者から逃げる夢だった。
  わたしは電車の中にいる。電車はホームに止まっていて、ちょうどドアが閉まったところだった。この電車は一両だけで、エレベーターのように昇降することができる。ドア付近に立つ隣には男女の友達が2人。誰なのかは覚えていないけれど、わたしは2人に親近感を抱いている。上の階へのボタンを押して上がろうとすると、ドアの窓の外、ホームに人影がちらりと見えた。灰色の服を着た男が刃物を持っている。ひやりと。もしドアが閉まるのがもう少し遅ければ、あの男は車両に乗り込んできていたかもしれない。
  電車は上階に到着する。窓の外には改札が見える。わたしたちが電車から降りようとすると、ホームの向かい側の階段からさっきの灰色の男が駆け上がってきた。思わず怯んで車両の中に踏みとどまる。誰かが叫ぶ声が聞こえる。男は真っ直ぐこちらへやって来る。わたしはまだなんともない腹部に痛みを感じた。男はそのまま電車に乗りこみ、ナイフを振りかぶった。瞬間、隣にいた友達がわたしを押しのける。わたしを抱き抱えるようにして男に背を向ける。ナイフが友達の脇腹に突き刺さっている情景を見た。

  目が覚めると汗をかいている。湿度の高い、寝苦しい夜なのだと脳が理解する。毛布を1枚剥いで、深呼吸をした。起きるまでにはまだ時間がある。うさぎの抱き枕を抱き直してもう一度眠ることにする。

  必死で文章を書いていたら、電車を乗り過ごしました!

  今日のゼミは美術館見学会ということで、根津美術館へ行った。展覧会の主役は尾形光琳の《燕子花図屏風》。金地に群青と緑青だけで燕子花を描いた、目に鮮やかな作品である。根津美術館には大きな庭園があり、その池で本物のカキツバタが咲き誇っていた。今日は夕方から雨が降るという予報だったけれど、庭園を回っている間はなんとか持ちこたえてくれた。よかった!
  展覧会は、かつて根津嘉一郎が開いたお茶会に沿って、実際に用いられた調度品を辿っていく構成になっていた。茶器や掛け軸が並べられる中で、もちろん目玉の《燕子花図屏風》も目を惹かれたのだけど、一番いいなと思ったのは《吉野龍田図屏風》の右隻、《吉野図》である。金地を埋め尽くさんばかりの桜が爛漫と咲き乱れ、花びらを零していた。和歌の書かれた短冊が風に揺れていて、まるで春吹雪の中にいるような心地になる。桜ってどうしてこんなに美しいんだろうなぁ。左隻は紅葉が描かれているから今日は見られなかったけれど、帰りに一双のポストカードを買った。

  それから、展覧会の最後の方に、在原業平の姿が描かれた硯箱が展示されていて感動した。燕子花のお茶会だからか! とわかったのでわたしはドヤ顔をしています。

《吉野龍田図》右隻
江戸時代 17世紀
紙本金地着色 6曲1双
根津美術館ホームページより引用



  午後はずっと風が強く、夕暮れになって雨が降り始めた。大きな雨粒があまりに雑に吹き荒れるので、予算の少ないドラマの大雨のシーンみたいだなと思った。
  もしかして誰か又三郎呼んだ?

4/27
  いつも通りの日。いつも通りに感謝を。

  朝ごはんはよく作るやつ。食パンにハムとチーズを載せてオーブントースターで焼き、フライパンで作った目玉焼きを最後に載せる。塩胡椒を少し。これでこんもり盛られたトーストの完成! 少なくとも週1回、多ければ3回くらいはこの朝ごはんを食べる。ダイエッターには脂質の高さに怒られそう。

  最近マインスイーパの調子がすこぶる良い。32×32の盤面で2分10秒を切るのが目標です。

  今日も暑かった! 本格的に服を探さないと、半袖のものがほとんど無い。大変!

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