各国に割り当てられた宝石「国石(こくせき)」
こんにちは、シーフォースのカミカミです!
生まれた月ごとに誕生石があるのは割と有名ですね。
実は国にも、一部ですが宝石が割り当てられているんですよ。
国石は基本的に自国で産出される物になりますが、イメージで決めたり、権力者が好きな石を選定した場合もあるようです。
今回は、世界の国ごとの「国石(こくせき)」についてお話します。
ほぼWikipediaからの引用となってしまいますが…
以下、宝石の種類と、それを国石としている国の一覧です。
ダイヤモンド
イギリス:産地ではない。世界的なダイヤモンドの名品の多くを英国王室が所有しているため
オランダ:ダイヤモンドの研磨技術の発祥の地
ルビー
タイ:ルビーの産地
ミャンマー:ルビーの産地
サファイア
アメリカ:産地ではない。国旗の青い色にちなんで選んだのではと言われている
ギリシャ:産地ではない。青い海のイメージで割り当てられている
エメラルド
コロンビア:エメラルドの産地
ペルー:エメラルドの産地。インカ帝国時代は多数のエメラルドを所有していた
スペイン:インカ帝国を支配して、エメラルドをヨーロッパに流通させたことから
アメシスト
ウルグアイ:アメシストの産地
ガーネット
チェコ:ガーネットの産地
ロシア:帝政ロシア時代に、ウラル山脈で採れるロードライトガーネットを国の象徴としていた
ペリドット
エジプト:ペリドットの産地であり、王家が「太陽の象徴」として好んでいた
水晶
日本:縄文時代から、宝飾品として水晶を使用していたため(翡翠も国石とされています。後述します)
スイス:水晶の産地。また、クォーツ時計も有名
ベルギー:選定理由不明
オパール
オーストラリア:オパールの産地
ハンガリー:オパールの産地
オーストリア:ハンガリーと二重帝国だったため
モルガナイト
マダガスカル:選定理由不明
真珠
アラブ首長国連邦:バーレーン諸島が真珠の産地だった
インド:ポーク海峡周辺が真珠の産地
フィリピン:島が集まった国であるため、海に関する宝石にしようという理由から
フランス:歴代の王妃が真珠を好んだため
アワビ真珠
韓国:選定理由不明
珊瑚
アルジェリア:過去に珊瑚の産地だった
イタリア:過去に珊瑚の産地だった。現在は採れないが、加工技術は存続している
モロッコ:選定理由不明
トルコ石
イラン:トルコ石の産地
トルコ:産地ではない(そうなの!?)交易品として重宝していたため
琥珀
ドイツ:バルト海沿岸が琥珀の産地
ルーマニア:琥珀の産地
翡翠
硬玉(こうぎょく)。ヒスイ輝石。
日本:翡翠の産地。2016年に新たに選定された
ニュージーランド:正確には玉の産地だが、翡翠が割り当てられている
玉(ぎょく)
軟玉(なんぎょく)という、翡翠に見た目が似ているが別物の石。ネフライト。
中国:古来から装飾品・実用品として使われてきた
カーネリアン
スウェーデン:産地ではない。カーネリアンを使ったカメオ細工が伝統芸能である
ノルウェー:産地ではない。カーネリアンを使ったカメオ細工が伝統芸能である
キャッツアイ
スリランカ:キャッツアイの産地
ラピスラズリ
ウズベキスタン:産地ではない。交易品として重宝していたため
チリ:ラピスラズリの産地
ボリビア:ラピスラズリの産地
メノウ
パナマ:メノウの産地
サードニクス
デンマーク:産地ではない。カメオ細工が盛んであったため
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以上です。
産出地じゃないとダメな訳でもないんですね。
でも偏りがあるというか…タンザナイトとかムーンストーンとかアクアマリンとか、そういう石たちもどこかの国に選定してあげてほしいなぁ💎
日本が翡翠っていうのはしっくり来ますね。
日本庭園の白い石と緑の草を彷彿とさせます。
↓イメージ
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