くにみクラゲ公民館オープン
2022年4月2日、長年計画していたくにみクラゲ公民館をオープンすることができました。
まずは、これまで応援していただいた方、見守ってくれた方に感謝を述べたいと思います。
本当にありがとうございました!
さて、早いものでオープンから3ヶ月が経過しました。
この3ヶ月は本当に濃い時間で、途中で体調も崩したりもしました。
別のSNSにも投稿したのですが、もう少し詳しくこの3ヶ月の間に何があったのかを、オープン前の時期から、出来事と気持ちの面の双方から書き出してみたいと思います。
オープン前の孤独
本オープンが4月という事で、2月3月は急ピッチで準備に勤しんでいました。
この時の最大の敵は、冬の日本海でした。
ずっと曇天の空模様、降り頻る雨風、17時位には外は暗闇…
そんな中、いつ終わるともわからない作業を一人延々としていると、誰だって気が滅入るものです。
また、時期的に生き物も入手し難い季節。
それでも3月になれば…
そんな淡い期待も虚しく、生き物が集まらない。
そうこうしているうちに、地区の方たちが開館日に饅頭まきをしたい、と。
饅頭まきとは…
福井に昔からあるお祝いの儀式。
結婚式や行事の際、高い場所から饅頭やお菓子を撒きます。
福井県民はこの饅頭まきにいのちをかけてます。
おばあちゃんも凶暴化します。
この辺りから、マスコミや新聞社などの取材の問い合わせも増えてきました。
自分の思いを広げるチャンス…など微塵も考えられず、情報だけが一人歩きしている恐怖を感じました。
そしてオープン…
それでもなんとか生き物も揃い、体裁も整い、オープンを迎える事がでそうだというタイミングで市役所のとある部署から心無い嫌味を言われ、凹みながらもオープン当日を迎えました。
しかしながら、いよいよオープンだという高揚感は微塵もなく、あるのは不安と恐怖のみ。
この頃から、気持ちを安定させるために実家に寝泊まりする様になりました。
つづく
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