田中俊之

2022年春「くにみクラゲ公民館」オープン 地元に小さな水族館を作りたいϵ( 'Θ' )϶そんな目標を掲げた男の奮闘記です。 元水族館飼育員/クラゲ/ウミガメ/海洋生物/水辺の生き物/動物全般好き

田中俊之

2022年春「くにみクラゲ公民館」オープン 地元に小さな水族館を作りたいϵ( 'Θ' )϶そんな目標を掲げた男の奮闘記です。 元水族館飼育員/クラゲ/ウミガメ/海洋生物/水辺の生き物/動物全般好き

マガジン

  • 水族館をつくろう【進捗編】

    地元に小さな水族館を作りたい! そんな目標を掲げた男の、日々の奮闘日記です。 こちらは水族館計画の全体的な進捗状況を🐋

  • 水族館をつくろう【施設編】

    地元に小さな水族館を作りたい! そんな目標を掲げた男の、日々の奮闘日記です。 どんな水槽を置くか、どんな導線にするかなどなど、こちらでは施設や設備、部屋の使い方などを掲載🏢

  • 水族館をつくろう【企画編】

    地元に小さな水族館を作りたい! そんな目標を掲げた男の、日々の奮闘日記です。 こんなイベントや企画があればおもしろいかな、と妄想中の企画を掲載

  • 水族館をつくろう【展示編】

    地元に小さな水族館を作りたい! そんな目標を掲げた男の、日々の奮闘日記です。 どんな生き物を展示するのか、こちらでは展示予定の生物などを掲載

  • 水族館をつくろう【地域編】

    地元に小さな水族館を作りたい! そんな目標を掲げた男の、日々の奮闘日記です。 水族館を作ることで地域に貢献がしたい! こちらでは、地域どのような形で地域貢献できるかの思案、アイデアを掲載📖

最近の記事

くにみクラゲ公民館オープン

2022年4月2日、長年計画していたくにみクラゲ公民館をオープンすることができました。 まずは、これまで応援していただいた方、見守ってくれた方に感謝を述べたいと思います。 本当にありがとうございました! さて、早いものでオープンから3ヶ月が経過しました。 この3ヶ月は本当に濃い時間で、途中で体調も崩したりもしました。 別のSNSにも投稿したのですが、もう少し詳しくこの3ヶ月の間に何があったのかを、オープン前の時期から、出来事と気持ちの面の双方から書き出してみたいと思います。

    • 水族館をつくろう【進捗編】#10 みんなの応援が力になる

      ※写真は地域の保育園でクラゲ観察会 水族館をつくろうのnoteを書き始めて、本日で100日となります。 そして、数日前に、私の本垢Facebookにて、水族館計画を正式に公開しました💪 その結果、福井だけでなく、全国から応援のお言葉をいただきました😊 本当に本当に嬉しい限りです😂ありがとうございます🙇‍♂️ いよいよ水族館計画にもエンジンがかかり、明日以降、内装工事や水槽配置、クラファンのやり方やリターン内容の精査、各所への挨拶などが控えています。 そして、来年1月には施設利

      • 水族館をつくろう【施設編】#20 空間を提供する

        約5年ほど前からクラゲの販売会社を経営していましたが、始めてすぐに気がついた事がありました。  それは、クラゲそのものに価値を見出す方以上に、クラゲがいる空間そのものに価値を感じる方の方が多いという事です。 クラゲの飼育は熱帯魚を飼うより難易度が高く、飼育方法を説明すると諦める方が圧倒的に多いですね💦 クラゲそのものと、クラゲがいる空間の双方をどの様に演出していくか、水槽の設計から計算していく必要があります。

        • 水族館をつくろう【企画編】#18 海藻イベント

          本日、別の事業で、海藻養殖が始まりましたとは言っても、今回はきちんと成長するかどうかの試験なので、量は少ないです。 春の収穫に向けて始まりましたが、以前、これをイベントとしてできないかを書きました。 というのも、事業をするからには収益の部分をきちんとしなければ、事業自体が継続性がなくなります。 しかし、実際にはこの事業でしっかりと収益を得るには、収穫→販売だけでは足りません。 それなら、海藻を軸にした企画を行い、様々な手法でマネタイズし、ついでに地域も巻き込み、地域にも還元で

        マガジン

        • 水族館をつくろう【進捗編】
          10本
        • 水族館をつくろう【施設編】
          20本
        • 水族館をつくろう【企画編】
          18本
        • 水族館をつくろう【展示編】
          30本
        • 水族館をつくろう【地域編】
          19本
        • 水族館をつくろう【商品編】
          6本

        記事

          水族館をつくろう【施設編】#19 地域の学習の場

          本日、福井の大野市にある、「本願清水イトヨの里」に行ってきました🐟 この大野市は豊富な地下水がそこかしこから湧いており、(近年は枯渇の問題もあります💦)安定した水温が保たれています。 そんな湧水地に生息しているイトヨという小さな淡水魚をシンボルとして、展示と学習の場での施設が、このイトヨの里になります。 イトヨとクラゲ、種類は違いますが、地域との連携などなど、水族館計画のヒントになる情報が多々ありました! 今後、このような施設との連携も視野に入れて活動していきます💪

          水族館をつくろう【施設編】#19 地域の学習の場

          水族館をつくろう【進捗編】#9 プレゼン合戦

          先週の25日に、水族館を作りたい施設の公募が締め切られました。 結果、私を含めて2名が名乗りをあげ、来年の1月にプレゼンを行うことになりました😅 このために2年前から動いており、急に割り込んできたので思うところは多々ありますが、あくまでルールに則っての事なので今更文句を言うのも筋違いですから、後は全力でプレゼンし、施設を勝ち取るだけです! 自分で言うのもおこがましいですが、そんな浅い計画ではないし、血の通った内容だと自負しています! 何にせよ、まずは次回のプレゼンに勝つた

          水族館をつくろう【進捗編】#9 プレゼン合戦

          水族館もつくろう【施設編】#18 美術館

          水族館を作る時、当然他の水族館を参考にしていますが、それと同じくらい参考にしているのが美術館です。 絵の配置、レイアウト、視線の高さなどなど、参考にすべきところは、もしかして水族館よりも多いかもしれません。 それと同様に、美術の本も読むようにして、それをどの様に水族館にアウトプットするかも考えるようにしています。

          水族館もつくろう【施設編】#18 美術館

          水族館をつくろう【展示編】#30 クラゲの繁殖

          以前勤めていた水族館でクラゲの繁殖を経験させていただき、その技術を持って、予定している水族館でもクラゲの繁殖に取り組みたいと思っています。 ただ、クラゲの繁殖には技術もそうですが、それ以上に時間が必要になります。 繁殖させすぎると、その分裏方の作業に時間を取られ、表の作業が疎かになります。 ただ、繁殖するための作業工程をお客さんに見せる事で、それが売りになっている水族館もあるので、その辺りも上手に取り入れて進めていきたいと思います🐟

          水族館をつくろう【展示編】#30 クラゲの繁殖

          水族館をつくろう【地域編】#20 子供達と一緒に作る

          今までこちらのnoteを読んでいただいた方は薄々気が付いていると思いますが、私が目指している水族館のポリシーの一つに、どれだけ地域に添えているか、というのがあります。 それを体現する一つとして、地域の子供達と一緒に水族館を作っていきたいという思いがあり、具体的には企画展や展示生物の解説などを一緒に考えて進めていく予定です。 子供達を巻き込む事で、こちらは地域の応援を得やすい環境が作れ、子供達には社会に出て仕事をする前の予行練習の場を提供できます。 その先には、この地域で育っ

          水族館をつくろう【地域編】#20 子供達と一緒に作る

          水族館をつくろう【企画編】#17 オンライン学習

          毎年色々なご縁で学校にクラゲの授業の講師として呼んでいただいてるのですが、今年はコロナの影響もあり、オンラインでの遠隔授業も何度かさせていただきました🖥 オンラインでは、教室の空気感や、生徒一人一人の顔が見えにくいという欠点もありますが、全国各地から気軽に参加できるメリットもあります🐟 オンライン学習の企画は、当初から水族館の企画に組み込もうと思っていたのですが、今行っているオンライン学習でのデータをもっと集積して、より良い形のものを提供できるようにデータを集積していきま

          水族館をつくろう【企画編】#17 オンライン学習

          水族館をつくろう【進捗編】#8 推薦状をいただきました

          本日、水族館予定施設の使用希望申込みの締切でした。 とりあえず申込みは済ませて、12月のヒアリング、1月のプレゼンに向けて資料の作成を進めています👏 そんな中、地域の会長さんから推薦状をいただきました!この推薦状はヒアリングやプレゼンにも提出させていただきます! いや、本当にありがたいです😭 最近では地域の方からも応援していただく機会も増えてきました。その度に感謝と勇気を貰えますが、同時にこの期待に応えないといけない、というプレッシャーと恐怖もあるのが事実です🙇‍♂️ ギアを

          水族館をつくろう【進捗編】#8 推薦状をいただきました

          水族館をつくろう【商品編】#6 クラゲパン

          このクラゲパンは、水族館予定地域とは別の地域の方との話の中で出てきたアイデアです🥐 パン屋を経営されてる友人に、半分冗談で「クラゲパン作ってくださいよ〜」と、酔っ払いながら話したのがコトの発端です💦 それから約1年、試行錯誤を繰り返し、写真のようなパンが出来あがりました🥐 冗談半分とはいえ、ここまでステキなパンが出来るとは思っていなかったので、後は私がこのパンを全力で発信していこうと思います🐟

          水族館をつくろう【商品編】#6 クラゲパン

          水族館をつくろう【展示編】#29 ドフラインクラゲ

          ドフラインクラゲは日本にいるクラゲですが、命名した人が外国の方だったので、(ドフラインさん)この名前がついています。 春に出現する小さなクラゲですので、その時期には展示したいと考えています🐟 日本の生き物の中には、このような「日本ぽくない名前」の生き物もいて、その場合はどうしてこの名前が付けられたのかを丁寧に説明する必要がありますが、そんな時も、極力専門用語は使わず、分かりやすい説明を心がけます🐟

          水族館をつくろう【展示編】#29 ドフラインクラゲ

          水族館をつくろう【企画編】#16 スポットをつくる

          以前投稿した、海水浴場の広場を使っての連動企画の案がかたまってきました。 観光地などでよく展示されている風鈴の骨組みを使い、ここにとあるモノを飾ります🐟 具体的に何を飾るかは、現在デザイナーさんと職人さんと私で話し合っている段階で、今年度中には発表したいなと思っています! 展示物もさることながら、この展示場所を一つのスポットとして多くのに楽しんで頂けるように設計していきます👏

          水族館をつくろう【企画編】#16 スポットをつくる

          水族館をつくろう【展示編】#28 外国産のクラゲ

          クラゲをメインに展示する場合、種類数の確保という観点から、外国産のクラゲの展示は必須です👏 というのも、クラゲは季節もので、どうしても秋から冬にかけての確保が難しくなります。 外国から輸入されているクラゲは丈夫なものが多く、飼育難易度も簡単なものが多いので、水族館の展示にも積極的に取り入れたいものですが、最近はコロナの影響で、海外との取引も難航しているようです💦 この辺りは、問屋さんと密に連絡を取り、進めていこうと思います💪

          水族館をつくろう【展示編】#28 外国産のクラゲ

          水族館をつくろう【企画編】#15 トラザメウォンテッド

          先日、トラザメを絡めた企画を考えている事を投稿しましたが、本日はその内容です。 このトラザメは、地域によって模様が異なっており、中には「ナガサキトラザメ」のように別種として扱われることもありますね🦈 日本海にも生息しているのですが、太平洋側に比べて、あまり研究が進んでいないのが現状で、調べると新たな発見があるかもしれません🦈 そこで、地域の漁師さんの協力を取り付け、トラザメが網に入った場合、トラザメ本体又は写真を撮ってもらい、模様や特徴のデータを蓄積し、日本海のトラザメに

          水族館をつくろう【企画編】#15 トラザメウォンテッド