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「芸能人は歯が命」というのは根強く日本人に浸透している話とお世話になった歯科医の話

中学生の授業で興味を示してもらえる動機付けの一つに「芸能人の歯磨き指導をしたことがある。」です。生徒さん「その芸能人は誰ですか?」と質問返し。わざと知らない芸能人の名前「○○さん」と答えると「知らない~」では、知っているであろう「○○さん」「えー!!」と、一気にテンションが上がります。野球選手もその選手の事を知っていれば「すごーい」私(ぜんぜんすごくなく、仕事ですから。)そこから、芸能人は歯のケアをものすごく頑張っている話をすると真剣に聴いてくれますし、その後の授業もやりやすい(なぜなら学ぼうとする意欲がある)

いつかその日が来るかもしれないと思い、その芸能人に指導をしている時の私の写真があります。本人には承諾済み。当時私も若かったのですが「あら、新人さん?よろしくお願いしますね。」とにっこり。紅白に出たこともある歌手ですから、わがままな方なのかと先入観がありましたが、全くそんなことはなく、歯科医の先生とは同級生ということもあり、何年か前にこちらの歯科医院に来院した時は歯が抜けてしまう一歩前のひどい歯周病だったとのこと。夜中でも対応できるようにしていたとのことでした。それからはこちらの治療とセルフケアですっかり良くなり、私が引き継いだ際も終始こちらの指導を受け入れてくださいました。いつもお口の中はきれいでした。その方は亡くなってしまいましたが、快く写真を撮っていただいて感謝しております。本当に歯磨き、フロス頑張っておられました。治療後お帰りの際には真っ赤な口紅を塗りなおして、運転手の待つベンツで颯爽とお帰りになっておられました。定期健診は大事で、歯ブラシもフロスもたくさんお持ち帰りになられていました。本当に素敵な方でした。亡くなったのをニュースで知った際は涙が出ました。同級生だったその歯科医の先生もその後ご病気で亡くなってしまい、ショックでしたが、先生に教えていただいた事、先輩の歯科衛生士さんにも大変お世話になりました。こうしてnoteに書いて残せるのも先生のおかげかもしれません。

先生は普段の診療の傍ら、歯科大学で自分の技術を教えておられました。歯科医院の方にも歯科学生が来て学んでおられました。私はいい環境で仕事ができました。患者さんからの評判も良く、贈り物が半端ないのですが、いつも先生は当たり前だと思わずに「お大事に」ではなく「ありがとう」の気持ちで患者さんと接しなさい。と教えられました。なので、自費治療が本当に多かった。補綴物が気に入らないと何回でも技工士に掛け合ってやり直し。患者さんの信頼が高かったです。その歯科医院で学んだ歯科医師たちはその後コンビニより多いと言われる歯科医院を開業して皆さん繁盛していたという話です。

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