19歳、ニュージーランドの日々

5.18



バスに乗って飛行機雲って曲聞いてた
そういえばこっちで飛行機雲見てへん
運転手さん多分日本人だった

日本人特有の仕草があって
視線の動きとかぺこってするところとか
礼儀正しいと言うかもう染み込んでる思いやりがあって
そういうのがすべてに出てる
日本人はすーぐわかる
肌感覚なんやろうなぁ思って外見てた


おっきい信号が風に揺れてた
その後ろで悠々と木が佇んで風を遊んでいて

大きな木が街路樹として残ってるからか
どこに目を向けてもどこを切り取っても
大きめの木が目に入る

壮大な自然の歴史のなかで
人が少しずつ少しずつ営んできた生活がある

なんかそういうところにこの国を感じるなぁ


半年前日本で紅葉を楽しんだのに
またこっちで紅葉を楽しめる

四季の移ろいがあって
そのときそのときのにおいも温度も違って
日本人の細胞レベルでの『刹那に趣感じる』感覚があるんや
って知れる毎日

確かに紅葉してるNZでも
でも日本特有のあの感じは、なくて
NZ特有の美的感覚みたいなのを感じ取れたらええなー思ってる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?