バイラム初日にイスタンブールに到着した話
バイラム という言葉をご存知でしょうか。
イスラム圏のラマダン明けのお祭りで、砂糖祭とも呼ばれています。同じくバイラムと呼ぶ犠牲祭はまた別の時期にあります。
ラマダンのことしか念頭になく飛行機のチケットを取ったので、私がイスタンブールに着いたのはこのバイラム初日でした。
ウズベキスタンではラマダン明けは祝日が数日続くくらいで、お休みしてるお店もありますがそこまで観光に影響はなかったのでトルコのこともその程度だろうとあまり下調べをせずイスタンブールへ(2019.6)
人、人、そして人…
イスタンブール新空港からバスに乗り込みイスタンブール市内へ。今回のお宿はスルタンアフメトの近くです。
1時間から1時間半と聞いていたのですが…バイラムを舐めてました。空港からは3時間以上かかりました。
バスの車窓から撮った写真ですが、この人口密度が伝わるでしょうか…それでもみんなが信号を守って通行すれば車の渋滞も流れそうなものだけれど、完全に歩行者様天国でした笑
これは後日撮った写真ですが、本当に人だらけ…観光客はほとんどいなくてトルコ人が大半を占めていたような印象を受けました。
公共交通機関が無料
これは道行くトルコ人が声をかけて教えてくれたことなのですが、バイラム中は路面電車やバス、フェリー(どの範囲までかは分かりません)等の公共交通機関が無料になるんだそうです。
どうりでインドのような満員具合になっていたのね
気迫に押されて写真は撮れませんでしたが…
ちなみにトルコ人のみで観光客は有料なのか、その辺は分かりませんでした。
フェリー乗り場も人でごった返しています。
目的地のある便は混み合っていましたが、ボスポラス海峡クルーズなどはそれほど混み合っている感じはありませんでした。やはりクルーズ系は無料になってないからですかね。
お店は意外とあいてる
観光客がお買い物をしたりご飯を食べたりするような場所が閉まってて困るということはありませんでした
しかし…
グランドバザール等は休み
エジプシャンバザールもお休みです
外側のお土産屋さんは何軒かやっていたところもありますがほぼほぼお休みです、滞在期間が短い方は注意したほうがいいかも
集う田舎者ナンパ師
イスタンブールといえばナンパ、商業ナンパからそうでないものまで様々かとは思いますがバイラム中のナンパはまた一癖強かったです
話を聞いてたらバイラムのおやすみ期間中にブルサからイスタンブールへ出てきているというナンパ師もいました。
女性の一人歩きは少し疲れるかもしれません(私は疲れました)
ホテルが高い
普段3000円〜4000円で泊まれる価格帯のホテルも6000円〜7000円とお祭り価格です。
実際バイラム中の旅行てどうなの?
街中お祭り騒ぎ、大人子供も楽しそうです。たくさんの家族連れをみてほっこりもしました。
結論から言って、時間に余裕があるならバイラムのお祭り騒ぎを一緒に楽しんでしまうのはとても有りなように感じます。
ラマダン時期からイスタンブール入りしていればバイラムの喜びも倍増だったでしょうね。
私自身は、バイラムの日はボスポラス海峡クルーズを楽しむ、ブルサに足を延ばす等イスタンブール市街地から極力離れる工夫をしたりもしました。
ぜひバイラム中にイスタンブールに行かれるあなたがすてきな旅となりますように。