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「僕ら話し合おう 星に願ってもしょうがないしね」

ズーカラデルは非常に現実的かつ実践的なことを歌っているのかと、ここ最近ずっと『ノエル』が頭の中を巡っていて気がついた。

ダーリンダーリン 君の涙を
乾かせるなんて言えやしないが
僕ら話し合おう
星に願ってもしょうがないしね

ズーカラデル『ノエル』

この、「僕ら話し合おう 星に願ってもしょうがないしね」にひどく動かされる。”ロマンティック”とはある意味で対極にある歌詞だと思ったから。

星に願うことは、一見ロマンティック。
でも、自分自身では何もせず、自分以外の何かに流れを委ねていることとも受け取れる。

この歌詞は「そうした受動的な行動ではなくて、あくまで自分で運命を変えよう」という意味だと解釈している。

「今は関係が上手くいっていないけれど、星に願ったって現実に何か起こるわけじゃないし、だからお互い腹を割って話そうぜ」という。

私はその気概がすごく好き。
もうしばらくしたら、この曲にぴったりな季節がやってくる。クリスマスが楽しみだなぁ。