◆１０代に伝えたい無責任な恋愛&結婚観② 〜子どもを作る気のない男とのセックスは飽きる〜

思いを文字に起こしていくことは

自ら包む衣を脱ぎ捨てて
素裸をさらしていくことほどに
小っ恥ずかしい

相手を想いさらし描いた言の葉は
無事に思い人に届いたのかしら

真っ直ぐで強い気持ちほど
屈折して相手の心には届いてしまうものね

なぜなら
わたしの心は水面みなものように揺らめいているから

＊＊＊

手紙やメッセージ等で思いを綴った言葉をいただけることに、先日改めて感動させられました。

わたしはブログや記事、小説といった誰かに「見られる」文章を書き始めてからは、もう五年以上経ちます。先日、ノートにびっしり書かかれた自分自身への日記や妄想ストーリーが押し入れから見つかりましたから、幼い時から文章を書くことは習慣化されていたのだなと納得をしました。

自分の想いを言葉にする作業は、非常に難しく感じます。慣れてないと書けない、という気持ちも大いに理解できます。

文を書くのに慣れるというのは「言葉の表現方法をたくさん知る」ことです。

ただ「悲しい」という言葉も
どういった悲しみかを表現するのにたくさんの言葉の中から今の自分の気持ちに近い表現を使用することでより一層相手に繊細な思いが伝わるものです。

心抉られるほどに苦しい悲しみ
曇った秋空のうら悲しさを感じる
悲壮感が漂う映画のストーリー
目の前が真っ暗になるほどの絶望感

あなたの気持ちは「好き」「嫌い」「嬉しい」「悲しい」「やばい」だけですか？

他言語を習得する方法と同様に単語や表現を覚えなければ何もコミュニケーションが取れませんが、日本語だって同じです。

もっと言葉を知りましょう。
たくさん表現を学びましょう。

そしてそれを使って話をしましょう。

あなたが知っている表面上の感情コミュニケーションのはるか上に、もっともっと濃密で繊細な感情の交ざり合う世界が存在しています。

その世界を知らないなんて勿体無いと思いませんか。

わたしは、そんな魅惑的な仮想世界へ行くために
日々文章制作に向き合っていると言っても過言ではないでしょう。

前回記事：「１０代に伝えたい無責任な恋愛&結婚観①」の続きになります。

▶︎「婚姻」の祝福に満足した無責任な結婚への道

恋愛において大切なことは、先の結婚をどう考えるかに関わってきます。
では結婚とは何かと知らずに恋愛を進めるとうまくいかないのです。