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あなたの仮面の下を 知るまでは ふたりの思い出は 鮮やかに色づいていた どこにでもある 普通の恋愛ごっこ そのつもりだった *** 新しい世界に降り立った瞬間は いつも緑の大地に明るい太陽が輝く 清々しい風が吹いているような 錯覚の中 初期装備を身に付けただけの ”わたし” が 立ち尽くしている お馴染みのそんな風景から いつもオンラインゲームのはじまりが 創られていくの キャラクリエイトを終えて 満足のいく新しいアバターの姿に さぁこの子と一緒にどんな冒険の未来
ふたりのつながりが 多ければ多いほど 運命だって感じちゃう 不思議な錯覚 ただの偶然は偶然なのに 勘違いだってしちゃう 未熟な恋愛歴 これが稀有な運命を生み出した ***
あなたにとって 人を好きになるのは 自然なこと わたしにとって 人を好きになるのは 特別なこと 自然な想いを 特別な想いとして 受け取ることは できなかった ***
あなたが男女関係なく わたしを 愛してくれたこと たまらなくうれしい あたまをポンポンと あたたかい手でなでられる ずっと忘れられない感覚は あなたが残したものだって 思い出したの ***