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オルフェゴール 雑感

しいです。

直近で使用した【オルフェゴール】の雑感となります。

《オルフェゴール・ガラテアi》

待望のテーマ内リンク1モンスターです。
今まで《宵星の騎士ギルス》が初動の多くを担っていたものの、《オルフェゴール・ディヴェル》も強力な初動になりました。また、前述の2種類とは展開の質が落ちるものの《オルフェゴール・スケルツォン》《オルフェゴール・カノーネ》単体でも展開できるようになり、テーマ内の課題でもあったオルフェゴールモンスター単体の素引きがこのカードによって解消されてます。

自身の効果で手札コストを必要とするものの、このデッキの核となる《オルフェゴール・バベル》をサーチできるため、《オルフェゴール・ガラテア》と合わせて《オルフェゴール・クリマクス》を同時に構えられるようになりました。また、その手札コストでオルフェゴールモンスターを捨てることで展開を伸ばせます。
さらに自身も蘇生効果を持っているため展開を伸ばすだけでなく、《オルフェゴール・バベル》下では《星遺物-星冠》をサーチすることで《オルフェゴール・トロイメア》《星遺物-星杖》で限定的ではありますが相手ターン中の妨害もできます。

《宵星の騎士エンリルギルス》

強力なシステムモンスターが登場しました。
除外ゾーンからオルフェゴールカードを手札に戻せるため、展開に使用した《宵星の騎士ギルス》《オルフェゴール・ガラテアi》で除外して後続として確保できます。
さらに、追加効果として対象を取らないコントロール奪取も行えるため《宵星の機神ディンギルス》と合わせて盤面干渉がより行えます。《オルフェゴール・バベル》下であれば妨害としても機能します。
墓地に送られても除去効果を内蔵しているため、処理された場合やリンク素材に使用しても盤面に触れる点も優秀です。

今までのオルフェゴールにおける基本盤面は《I:Pマスカレーナ》+《オルフェゴール・バベル》だったものが、テーマ内で動きがより完結するようになりました。
そのため《おろかな副葬》《オルフェゴール・クリマクス》による初動の確保も構築段階から狙えるようになってます。

使用リスト

《オルフェゴール・ガラテアi》が簡単にリンク2を生成できるため、デモンスミスギミックを取り入れて展開を伸ばす方向にしてみました。
《SRベイゴマックス》《SRタケトンボーグ》はデモンスミス展開を狙いつつ、他に召喚できるモンスターがいれば《サモン・ソーサレス》を経由することでオルフェゴールモンスターへ繋がるため採用しました。

このリストを朝霞杯 五遊祭で使用し、個人成績0-5でベスト8という結果でした。
自分でも何が起きたかわかりませんでしたが、負けた原因と改善案を書き残すべきだと思いました。

【負けた原因】
手札誘発を貫通されて負けたゲームもありましたが、それを抜きにした原因を挙げてみます。

1.初動の細さ
負けた原因の多くはこれでした。
初手5枚を確認し、召喚できるオルフェゴールモンスターがいない、オルフェゴールモンスターにアクセスできないゲームが合計で4回発生しました。
トナメ1回戦までで対戦回数は14回だったので約3回に1回、つまり1マッチのうち1セットは事故が発生していることになります。

2.初動に受ける妨害の重さ
1.の原因を解決したところで次の問題に直面しました。
《宵星の騎士ギルス》の召喚時効果を《灰流うらら》《エフェクト・ヴェーラー》《無限泡影》で止められてしまうと追加で展開しようとすると《オルフェゴール・ガラテアi》をリンク召喚し、手札コストでオルフェゴールモンスターを捨てる必要があります。それができない場合は《星遺物-星冠》をサーチすることになります。
また、召喚権を使ったオルフェゴールモンスターを墓地送り以外の手段で除去されるとその動きすらできずにターンを返すこともありました。

3.手札誘発の採択
結論から述べると《マルチャミー・フワロス》《マルチャミー・プルリア》をメインデッキから採用すべきでした。
これは1と2にも関係しており、初動や貫通札を引きにいきつつ相手の展開を弱らせることができるカードは展開に実質2枚要求しているこのデッキとはマッチしてると思いました。

【改善案】
大きく分けて2つ挙げます。

・初動となるカードを増やす
今回の構築ではデモンスミスギミックで貫通を狙うことを意識したあまり、根本的なオルフェゴールモンスターからの展開を軽視してしまいました。
デモンスミスギミックをサブギミックとして割り切り、《おろかな副葬》初動も検討すべきかと思います。

・別方向から妨害を受けれるカードの採用
今回の構築においてデモンスミスギミックは、オルフェゴール初動が止められた場合の貫通札としての認識が強く、デモンスミスのみでオルフェゴールのギミックにアクセスすることは不可能となってます。
そのケア手段として《サモン・ソーサレス》を使いましたが、追加で機械族モンスターを手札に抱える必要があり要求値が高かったです。
次に使う時には使いません。

【今後検討しているカード】
《千年の眠りから覚めし原人》

召喚権を使わずに《ライトロード・ドミニオン キュリオス》をリンク召喚します。

落とす先の筆頭は《オルフェゴール・トロイメア》となり、追加効果で3枚落とした中に別のオルフェゴールカードがあれば展開を伸ばせます。
また、余った召喚権から《召命の神弓-アポロウーサ》をリンク召喚することでその後のオルフェゴールモンスターの展開を安全に通すことができます。
《オルフェゴール・バベル》《オルフェゴール・クリマクス》が墓地へ送られてしまっても前者は《オルフェゴール・ガラテアi》、後者は蘇生効果のコストとして除外し《宵星の騎士エンリルギルス》でそれぞれ回収できます。

《罪宝の欺き》

手札のオルフェゴールモンスターをコストとしながら《背信聖徒シルヴィア》によるケア展開を狙います。

《❝罪宝狩りの悪魔❞》による1ドロー効果で初動を引ける確率も上がります。
罪宝ギミックだけではオルフェゴールモンスターへアクセスできないのが難点です。

《オルフェゴール・プライム》

オルフェゴールモンスターを多くデッキに入れた場合、このカードで能動的に墓地へ送ることができます。
《オルフェゴール・バベル》下だと《オルフェゴール・ガラテアi》の効果を往復で使うことも多々あるため、手札誘発を多く採用しているとそれらを手札コストとして切るには抵抗が生じます。
そのため妨害を受けたり展開が通った後に余ったオルフェゴールモンスターをドローに変換する動きは悪くなさそうと感じてます。
特に《宵星の騎士ギルス》から《オルフェゴール・クリマクス》を墓地に送ることで、完全一枚初動の動きを狙いつつ《オルフェゴール・ガラテア》でこのカードをセットする動きも良さそうです。

雑感となるため簡易的な内容になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

P.S.
ライゼオル相手にドロール×2うららバベルオルトロの初手で負けを覚悟したけど、相手もノーガードで返ってくる。
トップでベイゴマ引いたけどデモンスミス展開せずにオルトロアドバンス召喚してガラテア iに変換、バベル張ってダメステにオルトロ起動でうららケアして勝った時はさすがに声出ました。ちなみにちゃんとうらら持たれてたみたい。マッチは負けたけど。

新しいデッキを使うのも楽しいけど、前に使ってたデッキをもう一度使うのも楽しいし、そのテーマにしかできない小技を頭の片隅から引っ張り出して対戦してる時も楽しい。
結論、遊戯王が一番楽しい。

一方で隣のチームメイトが起こした珍事件です。
これで勝ったのが許せないです。

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