社内SEが考える・・・一緒に仕事をしたくない仕事の姿勢の悪い人①
社内SEである私の理想の境地は、
”この社内SEとだったら一緒に仕事をしてもいいな”
・・・と他の社員の方から思ってもらえるようになることだ。
そもそも、社内SEは自分1人で完結できる仕事は限られている。
会社が抱える問題・課題に対して、誰かと一緒に解決に導ける人材になることが不可欠だ。
社内SEなりたての時はしょうがないとして、何年たっても1人で完結できる仕事しかしないでいると、やがて会社からの評価は下がるだろう。
社内SEに与えられる問題・課題は、自分1人では解決できないことが多いから、誰かに助けを求めることになる。
「一緒に、この問題に取り組んでもらえませんか?」
・・・と
その時に、
〇こいつは苦労しているから、こいつの頼みだったら聞いてやってもいいか
〇この人に頼まれるなんて逆にうれしい
〇この人と一緒に仕事をすれば成長できる
〇この人一緒に仕事をするのは楽しい
・・・etc
普段からこんな風に思ってもらえる人材になるよう、心掛けておくことが必要だ。
■人はどういう人と一緒に仕事をしたくないのか・・・
じゃ~、人は具体的にどういう人と一緒に仕事をしたいのか?
・・・というかそもそも、どういう人と一緒に仕事をしたくないのか?
簡単に言うと、どういう人と一緒に仕事をしたくないかを考えれば、その逆の人材になればいい。
具体的に一緒に仕事をしたくない人とは、ひと言で言えば仕事に対する姿勢が悪い人・・・
■仕事の姿勢の悪い人①
問題・課題が発生したとき、上司から解決しろと言われた人が、そのまんま、別の誰かにその仕事を丸投げする。
こんな人とは一緒に仕事をする気にもならない。
それくらい、礼儀がなっていない行為だ。
実際、先日もあった話し。
ある人が、自分が言われた仕事をこっちに持ってきて、そのまま仕事を置いていった。自分が率先して必要な部署との調整も行わず、その仕事の行方がどうなったかさえも、知らん顔していた。任せたから後はよろしくという感じ。
そして、その仕事を引き受けた結果、こっちは残業、あっちは定時。
口に出しては言わないけど、悪いと思わないんだろうか?
気にならないんだろうか?
今後、この人から来る依頼事項は、優先順位最低にしようと心に決めるだろう。
・・・だから自分はこんな人になってしまってはいけない。
■仕事の姿勢の悪い人①の逆
丸投げなんて論外。
じゃ~逆のお願いの仕方ってどんなお願いの仕方なんだろう。
お願いするときに、大事なのは、
〇何かあっても自分が責任を負います
〇面倒な調整事はこちらで行います
〇面倒な調整事をお願いしますが、自分はこの部分でこれだけの負担を背負います
〇自分、別の案件を抱えていてどうしても時間を割けないから助けて欲しいんです
・・・このように、必ずお願いする人から見て、あ~この人も苦労しているんだな~と思ってもらうこと。
少なくとも、依頼先より依頼主の方が大変な状況にいることを、伝えた方が協力は得やすい。
また、お願いした作業をしてもらっている最中、作業完了後は必ずその人に感謝の気持ちを伝えること。
感謝の気持ちを伝えるなんて、簡単なことだけど、効果は絶大。
逆に感謝の気持ちを伝え忘れたときの効果も絶大。
この人の頼みを聞いてあげてもいいか・・・と思われる人材になるには、日々、小さな気遣いの積み重ねなのだ。