神の言葉
外の木々を眺めていると降りて来た言葉。
「この部屋の窓から見える木々はずっと動かない。あなたがこの部屋に引っ越してきてから今までずっとここにある。
少しの変化はあっただろう。雪が降って彼らの手(枝)を折った事もあっただろう。
しかし、あの木々たちは動かず今もこの部屋の窓から眺められる。
神というのはそういう事だ。
もしあの木々が明日全て移動したら?
明日の朝、窓のカーテンを開けて辺り一面の木々が全て失くなっていたら?
あなたは悲しむだろう。
そして、今ここにある木々たちへの感謝が湧くだろう。
それが木々の愛なのだ。
これは教えられずとも感じる事ができる。
神とはそういうものだ。
いつも目の前に現れているから、いないものと変わりがない。
しかしそれを感じる事はできる。
感謝をしてごらん。
目の前のモノ、コトに。
そうすれば、あなたは神が顕現していた事を知るだろう。
わたしは明日もいなくならない。
あの木々たちと同じように。」
今降りて来た言葉を紡ぐ。
あの鳥たちは今日も歌っている。
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