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自分の得意なこと~書く習慣1ヶ月チャレンジ12日目~

 自分の得意なことは何か。
 強いていうなら、地道にコツコツやることだと思う。
 振り返ってみると、小学校の頃から宿題はほぼ毎日やっていたと記憶している。夏休みの課題もある時期を除いて1日何ページという具合で進めていた。
 ここでいうある時期とは、中学時代を指す。その年は犯罪防止をテーマとしたポスターの作成が美術科の課題として出されていた。絵心が壊滅的な僕は気分が乗らないままそれを先送りしてしまった。その結果、母親に叱られながら、作品を作る羽目になった(ポスター作りは夜までかかり、日付が変わるまでに何とか仕上げられた)。
 その時の教訓から国語や数学の問題集だけでなく読書感想文や自由研究などの創作系課題も何日かかけてコツコツやらなくてはならないと思い至った。
 社会人になってからもこの習慣は続いている。僕の勤務先では月に1度、改善提案書を提出することになっている。日々の業務を通して、自分や周りが仕事しやすいようにどんな工夫をしたか。A4用紙数枚にまとめる訳だが、これがなかなか難しい。

 上の画像は、倉庫2階のあるスペースを撮影したものだ。改善前は箱の中身を確認してから必要な数の部材を取り出す必要があった。上段ならまだいいのだか、下段の方にある場合、他のケースをいちいち下ろさなければならない。とりわけ月末の棚卸しで入り数を確認した時は、ひどく骨が折れた。
 そこで僕は次のようにレイアウトを変更した。

 普通のNo.4パタコンから前開きできるタイプに移し替えたことで、部品の出し入れがスムーズになった。ここでは10分ほどかかっていた棚卸しも改善後は5分にまで短縮された。
 このように、仕事の合間を見つけては上司や同僚の助けを借りつつ、毎回何とか形にしている。これらの改善提案が部長の目に留まったのか僕は外注先への荷揃えと管理を任されるようになった。
 組立部の荷揃えから今の仕事に変わって7カ月。果たして自分はみんなの役に立てているだろうか。目の前の仕事をコツコツとやりながら、今後も考えていきたい。

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