大志を胸に、少女たちは歩み出す~プロセカ体験記③~
(*) 本稿は、イベストに関するネタバレを含むため、視聴後にお読みいただくことをおすすめします。
今回は、Leo/need(通称:レオニ)がプロを目指すきっかけになったイベントストーリー「Resonate with you」について振り返っていきたいと思います。
https://pjsekai.sega.jp/character/unite01/index.html#main-unite
ある日、バイト先のライブハウスで志歩は1人の女性に声をかけられます。
メジャーデビューを間近に控えたガールズバンド「STANDOUT」のボーカルである彼女からスカウトされます。
一度はその誘いを断りますが、プロとして本気で音楽をやるイオリの覚悟を目の当たりにしたことで、志歩の心には迷いが生じます(イベントストーリー「響くトワイライトパレード」第2話を参照)。
イベントストーリー「響くトワイライトパレード」第5話で志歩が自身の夢を語るシーンは、前述のやりとりがあっただけに何とも複雑な気持ちになりました。
(*)ここでいう「あの人達」というのは、幼少期に父親に連れて行ってもらったライブで演奏していたガールズバンドのことです。
第1~4話
「Resonate with you」は、プロになる夢と仲間とのつながりの間で葛藤する志歩の姿が描かれています。また、Leo/needの4人が大きな選択を迫られるストーリーでもあるのです。
自分たちはプロになる覚悟があるのか?
志歩がSTANDOUTのメンバーとしてスカウトされていたことを知ってしまった一歌達は思い悩みます。
一方、志歩はミオ(STANDOUTのベーシスト)からプロになることへの迷いを打ち明けられます(両者の初対面はイベスト第2話で描かれています)。
責任がどういうことなのかわからないミオに対し、志歩は答えます。
志歩がどれほど音楽と真摯に向き合っているかがよくわかります。その言葉に感化されたミオは、STANDOUTの一員としてイオリたちとプロの道に進むことを決意します。彼女の瞳には、強い意志が宿っていました(第8話でイオリにその想いを伝えたことで、バンドに戻ることができました)。
第5~8話
一歌はミクに「プロになる覚悟をするって、どういうものなのか」と尋ねます。
この一言から、「みんなと一緒に、バンドを続けたい」と改めて思うようになります。
STANDOUTのワンマンライブ当日、会場を訪れた一歌は3人で考えて決めた答えを志歩に伝えます。
自分の夢にみんなを巻き込んでいいのか?
一歌達の想いを受け止めながらも、志歩は逡巡します。見かねたイオリは4人にSTANDOUTの前座として演奏することを提案します。ライブをしたことがない一歌、咲希、穂波にとっては何とも酷な話ですが、Leo/needの絆を試すために試練を与えたのかもしれません。
初めは緊張で震えていたものの、自分達の演奏で志歩に想いを伝えたいと一歌は自身を奮い立たせます。それに応えるように、咲希と穂波も気持ちを持ち直します。第8話のライブシーンは、それぞれの想いが共鳴した瞬間でもあったのでしょう。
演奏を通じて、プロを目指すという一歌達の強い決意を感じ取った志歩は、みんなに感謝の言葉を口にするのでした。
最後にボカロPの164(いちろくよん)さんが書き下ろした楽曲『「1」(いち)』の中でもお気に入りの歌詞をご紹介させていただきます。
プロへの道を歩み出したLeo/needの決意表明のようなリリックです。
これから4人の前途には何があるのか。今後も見届けていきたいです。
(*)見出し見出し画像は下記のMVから使用させていただきました。
追記
プロセカ3周年を記念して新キャラクターイラストが公開されました(どれも良き!) 。