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不便・不足にこそ面白がれる価値がある!#110

どうも!トレーナーの清水聖一です

パーソナルトレーナーやったり、コーヒーショップでアルバイトしたり、SNSで発信したりしています

今日は『不便・不足にこそ価値がある』というテーマで書いてみます


不便益という学問

みなさんは、不便益というワードをご存知でしょうか?
下記引用転載です

Q:そもそも先生のご専門である「不便益」とは何でしょうか。

不便益とは、読んで字のごとく、「不便の益(benefit of inconvenience)」のことです。人はこれまで科学技術を発展させ、目的を果たすのに余計な手間がかからない便利な社会を築き上げてきました。いまやスマートフォンやパソコンを使えば、いつでもどこでも簡単に調べものができ、友人と連絡を取ることもメールを使えば、すぐにできてしまいます。そうした結果、わざわざ図書館まで調べものに出かけなくても良くなり、便箋を購入し、筆を執る必要もなくなりました。一方で、図書館に調べものに出かけたり、手紙を送ったりすることで、違った価値が芽生えることがあります。それは少し見方を変えると、便利な暮らしが、これまでの工程をブラックボックス化させたとも言えます。そのブラックボックス化されてしまった行為が元々は与えてくれていたはずの効用に目を付けたのが不便益です。

川上浩司教授
京都先端科学大学 
https://www.kuas.ac.jp/interview/archives/1112


ここ数ヶ月でボクも独学したワードです

一見、不便・不足・不自由というものを聴くと

なんとなく『わずらわしい』『解決したい』という感覚になりませんか?

でも実は、この不便の中にこそ価値が多く眠っているというのです!


カラダの不便益

と言う訳で、カラダの不便を少し考えてみます

まず自然発生的に起きること

それは『老化』

これはどう抗っても生物には付いて回るモノです

ここに不便が生まれます

例えば!
腰痛、膝痛、肩痛、太ってきた、筋肉を付けたい、若々しくいたい、走り続けたい……

無限♾️ですよね!!
この不便の中から生まれた欲求にコミュニケーションが必要になり、人の手助けやサービスが生まれていく

この流れを理解すると、他の業態でも考えられると思いませんか?!


大きな部分に目を向ける!

今はとても豊かになってきたと言えるようです

ですが、この『不便益』がなくなりつつあります

生活しやすくするために街を作ったり、道路を作ったりしましたが

その分、自然が減ってヘトヘト気味になる

なーんてことありませんか?!

つまり!
不便そのものを『わずらわしく思ってモヤモヤ』するのも悪くないのですが

その不便はあくまでパイプ役みたいなものです

不便を生み出している【おおもと】的なものに目を向けてみると、ちょっと面白がれるかもしれません

こんな感じです👇

自宅から駅まで徒歩30分であるならば
不便益は『駅まで歩いたら時間がかかる』
▶︎だから自転車を使う

体重が増えてきたからちょっと嫌だ
不便益は『あと3キロ減らしたい』
▶︎だから油もん減らそう

不便益にこそ、自分の経験値や体験機会を手に入れやすくなります

皆さんも一緒に、カラダの経験値増やしませんか?

現場からは以上です!


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