短歌10首 女言う「気持ちは一つ」拍手沸く 「余分」は埋めた 死体のように
『学級会』
女言う。「気持ちは一つ!」拍手沸く。「余分」は埋めた。死体のように。
「皆仲良し!」 えっ?ショータイム? その話 美談は談合 鳴り出すtango
「助けたい!」作り笑いで支援して支配したいね「下」の人をね
大変ね不安の反動中傷の薄ら笑いが君の人生
全方位迫りくる壁コンクリの向こうが見たい瓶詰のSUN
村を出て市場を離れ歩く道敵はいないが仲間もいない
舞台上あの子の瞳釘付けの彼にあるもの俺にないもの
君のこと理解してるの自分だけ とか陶酔に入る自分だけ
友達や味方増やすは非課税で再分配がない理由なに
顕微鏡菌の攻防 地図上のヒトの興亡 相似で同じ
頂いたサポートは無駄遣いします。 修学旅行先で買って、以後ほこりをかぶっている木刀くらいのものに使いたい。でもその木刀を3年くらい経ってから夜の公園で素振りしてみたい。そしたらまた詩が生まれそうだ。 ツイッター → https://twitter.com/sdw_konoha