統一地方選挙の結果について
こんにちは、進歩党幹事長代行の中野まさひとです。
この度、進歩党が推薦・支援を行った統一地方選挙の結果をお伝えします。
推薦候補
当選 石原よしのり(市川市議会議員選挙)2,459.9票 65人中21位
当選 片谷洋夫 (青梅市議会議員選挙)1731票 30人中16位
落選 岩川ひとし (練馬区議会議員選挙)212票 72人中71位
支持候補
落選 岡高志 (大田区長選挙)65,501票 得票率は24.8% 3人中3位
落選 込山洋 (渋谷区議会議員選挙)1,014.4票
落選 岸泰正 (世田谷区議会議員選挙)1510票
まずは、この度の選挙に支援、支持してくれた皆様に厚くお礼申し上げます。お陰様で推薦候補2名が当選しましたが、4名が当選には届きませんでした。選挙結果の総括として、以下の3点を課題として挙げさせていただきます。
古典的な選挙戦術が重要である
当選した候補者は、いずれも現職議員であり、共通して長期間にわたって「どぶ板」と呼ばれる、地域住民との人的な繋がりを重視した選挙戦術を実践していたように思います。これは、選挙区の住民に直接話しかけることが、地域のニーズや問題を把握し、適切な公約と選挙展開を行うヒントを得ることができるため、強固な支持基盤を得ることに繋がるからです。
新人候補の支援に課題が残る
一方で、新人候補は全員が残念な結果に終わってしまいました。これについては、進歩党独自の候補者を擁立する目標に向けて、より具体的で詳細な分析が必要です。たとえば、選挙区ごとの地域特性や有権者の傾向、候補者の強みや弱みを分析し、無理な選挙活動になっていなかったかを再考する必要があります。
進歩党の綱領と地方議会の特性を擦り合わせる
進歩党は、五大統治機構改革を基軸とした国政進出を目指す政党です。しかし、地方議会と国政は異なる特性を持っているため、進歩党の公約を地方議会に適用するためには、地方議会の問題点や改革すべき点を把握し、進歩党の綱領に適した具体的な提言を行うことが必要です。
さて、統一地方選挙の後半戦と同時に行われた5つの補欠選挙では、自民党は4つの選挙区で勝利しましたが、接戦や得票率が低下した選挙区もありました。そのため、今回の選挙結果は自民党の勝利ではなく、立憲民主党の敗北と言えます。和歌山1区では維新が勝利しましたが、統一地方選挙の結果をみても維新は関西以外での支持が急速に広がっているわけではありません。
旧民主党政権の崩壊以降、有権者は消去法で自民党を選び続けています。しかしながら、2010年代以前の自民党が作り出した負の遺産が解消されたわけではなく、いまだに日本国の不治の病として鎮座し続けています。しかしながら、現在の立憲民主党やれいわ新選組の現状を鑑みると、既存の中道左派、左派政党がそれらに対しての特効薬になるとは言えません。だからこそ、現実的な安全保障政策を打ち出し、憲法改正も含めた統治機構改革を進める一方で、脱原発などのエネルギー政策や同性婚などの社会政策において明確な対立軸を打ち出す、責任あるリベラル勢力が必要です。そのような勢力がなければ、自民党の一党支配が進み、日本の衰退が加速することになります。
ベンチャー政党である進歩党は、対抗軸として認識されるように、党としての基盤の整備や支持の拡大に努める所存です。
進歩党幹事長代行
中野まさひと
日本を前に進める五つの改革を実現する新党
政治団体「社会民主進歩党」
進歩党(正式名称:社会民主進歩党)公式サイト
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