アナログインプットとして使用されているマニホールドアブソリュート圧力【MAP】センサ
こんにちは
超診塾、Super Diag Lesson ver1.1.2のエンジンコントロール2でお届けした内容をより詳しく解説します。
今回は、エンジンコントロールユニットへのインプットでMAPセンサについて解説していきます。
エンジンコントロールユニットは、温度、速度、様々な構成部品の状態をエンジンコントロールユニットへ報告する、センサとスイッチから送られるインプットを受信します。
この情報は、エンジンコントロールユニットアウトプットの決定に影響を及ぼします。
インプットは、センサインプット(アナログ)もしくはスイッチインプット(デジタル)のどちらかです。
センサまたはアナログインプットは、エンジンコントロールユニットに送信される様々な電圧信号を発生するか、または修正するのに対し、スイッチまたはデジタルインプットは、ハイ/ロー もしくはオン/オフ信号をECUへ送信します。
エンジンコントロールユニットのアナログインプットは3本配線が多く採用されています。
アナログインプットは、モニタされた状況に応じて変化する可変電圧信号をエンジンコントロールユニットに供給します。
通常、アナログインプットは、5V電源、5Vのバイアス信号、共通のセンサアースを共有する3本の配線で形成されているセンサです。
3本配線のセンサは、同じ回路で電源供給されているのでアースへのショートまたは共通箇所でのオープン回路は、エンジンが始動できない結果を招くことがあります。
アナログインプットとして使用されているマニホールドアブソリュート圧力(MAP)センサです。
MAPセンサは、インテークマニホールドの中の絶対圧力量を測定します。
また、MAPセンサは、大気圧を判断するために使用されます。
空気密度が高度に伴って変化するので、車両が海抜が低いのかまたは高いのかを知るために、エンジンコントロールユニットは、この情報が必要です。
MAPセンサは、エンジンコントロールユニットから送られる5Vを供給され、マニホールド圧力(バキューム)に比例して エンジンコントロールユニットへの電圧信号を変更します。
MAPセンサに供給する5V電源供給は、他のセンサと共有されています。
MAPセンサの作動範囲は、通常、約0.45V(高バキューム)から4.6V(低バキューム)の範囲です。
カムやクランクセンサと同様に、センサアース回路を通じてアースが供給されています。
MAPセンサの代表的なDTCは次の通りです。
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