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2023年度 PMI日本支部「SDGsスタートアップ研究分科会」主催のベーシックコース キックオフ開催

 こんにちは。PMI日本支部 SDGsスタートアップ研究分科会の三宅 真理子です。10月14日(土)に、ベーシックコースのキックオフが開催され、10団体13名の方が参加されました。ご参加者全員に積極的に参加いただき、活気あるキックオフになりました。当日の様子を紹介させていただきます。


SDGsスタートアップ研究 ~ベーシックコース~とは

 ベーシックコースは、PMI SDGsスタートアップ研究分科会が開発した、「SDGsスタートアップ方法論」を体得できるコースです。
 SDGs事業は不確実で複雑な環境の中で、経済価値と社会価値を両立させて向上させることが求められます。そのため、従来型の計画遵守を前提としたプロジェクトマネジメントだけでは対応が困難であり、リーンスタートアップのアプローチをベースに、SDGs 新規事業構築の方法論「SDGsスタートアップ方法論」を開発しました。
 当ベーシックコースの全3回コースで「SDGsスタートアップ方法論」の体得ができるため、SDGs事業を始めようと考えている方の最初の一歩として、たいへんご好評いただいています。参加者は大企業所属の方、ベンチャー企業所属の方、個人事業主の方など多彩です。

キックオフ(10月14日)の様子

 キックオフは、オンライン(Zoom)で開催しました。メイン講師は、PMI SDGsスタートアップ研究分科会代表の稲葉涼太さんです。
 キックオフの目的は、「SDGsスタートアップ方法論」の概要を理解すること、リーンキャンバスの作成方法を習得することの2点です。

 自己紹介、稲葉さんのポイントを押さえた軽快な説明のあと、参加者が2チームに分かれ、飲料メーカー社員として「自動販売機を利用したサービス」をリーンキャンバスを用いて考えていきます。参加者の皆様は、全員が初対面、かつ「初めてリーンキャンバスを知った」ということでしたが、次々に意見が出てみるみるうちにキャンバスができあがっていきました。

 リーンキャンバスを描く中で、「”独自の価値提案”と”ソリューションの違い”が難しい」という声もあがっていましたが、苦労しつつも実践する中で理解を深めていただいたようです。

 参加者からは、「リーンキャンバスを用いることでターゲットや課題が明確になった」「自身のビジネスでも利用できそうだ」など、アイデアを形にするツールであり、かつコミュニケーションツールであるリーンキャンバスの魅力と、活用の可能性を感じたという感想が多く聞かれました。

第2回(12月16日)に向けて

 参加者は、キックオフ終了後、宿題としてリーンキャンバスの作成に取り組んでいます。テーマは、「自身が行っている(または行おうとしている)SDGs事業」あるいは「キックオフの演習シナリオ」のいずれかを選択します。宿題は提出していただき、分科会課題サポートメンバーが添削します。宿題を通して、リーンキャンバスを活用するスキルがさらに高まる仕組みになっています。

 第2回は、リーンキャンバスをベースにロジックモデルの作成方法を習得します。参加者の皆様には、自身のアイデアがより具体化していくプロセスを体験していただきます。次回も楽しく、実践的なコースを提供していきます。お楽しみに!

 SDGsスタートアップ研究分科会の活動に興味を持たれた方は、以下の問い合わせ先まで、ご連絡ください!

【問い合わせ先】
PMI 日本支部SDGs スタートアップ研究分科会担当(sdgs@pmi-japan.net)


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