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親子でぶつかる!事業方針の違い – その原因と解決策

こんにちは
経営者のカウンセラー おのゆきです。

親族内承継において、親子間の事業方針の違いが大きな障害となることは多くの後継者が経験することです。

世代が異なると、それぞれが持つ価値観や経営スタイルに違いが生じるため、事業の方向性に関する意見が食い違うのは自然なことです。
しかし、この「親子での方針の違い」を解消するための適切な対策を講じることが、事業をスムーズに引き継ぐための鍵となります。

今日の投稿では、
親子の方針の違いをどう歩み寄っていくのか
そのヒントとなる内容をお届けしますね。

📢1. なぜ親子で事業方針がぶつかるのか?

まず、親子で意見がぶつかる背景について考えていきましょう。

  1. 価値観の違い
    先代と次世代の価値観の違いは、経営の判断や方針に大きな影響を与えます。先代は、過去の成功体験や長年の経営経験を基にした価値観を持ち、新しいアイデアを取り入れることに対して慎重になりがちです。
    一方で、次世代は、最新の技術やマーケティング手法を取り入れ、変化に柔軟な姿勢で経営に取り組もうとすることが多いです。

    価値観の違いは、事業方針に大きな影響を与え、「安定」と「挑戦」の間で意見が対立する原因となります。
    SNSの価値観、モノへの価値観など小さな違いが積み重なることで会話の中で共通理解できていない内容も実はたくさんあるのかもしれません。

  2. ビジネス環境の変化
    経済状況や市場のニーズは常に変化しています。
    先代の時代と現代では、顧客ニーズや競争環境が異なるため、次世代のリーダーはその変化に対応するための新しい方針を打ち出そうとします。

    しかし、先代は長年の経営を通じて築いた成功パターンに固執しがちで、新たな変化に対して慎重な姿勢を取ることが多くあります。
    このように、親子間で異なる環境を経験していることで、方針の違いが生まれます。
    方向性の違いがあるということ、そしてそれを伝えられるということは実は良いことかもしれません。立ち止まってお互いの意見を交換してみるのもいいかも。

  3. コミュニケーション不足
    親子であっても、ビジネスの場においては明確なコミュニケーションが重要です。
    承継プロセスが進む中で、親子間のコミュニケーションが不足していると、お互いの考え方やビジョンが理解されず、意見が食い違う原因となります。

    特に、事業の重要な決断を行う場面では、双方が自分の意見を押し通そうとするあまり、相手の考えに耳を傾けないことが、摩擦を生む原因となります。

    家族だから言いにくいといった環境が生じている場合は、摩擦が生じないうちに専門家に相談することが大切です。


親子間で事業方針が異なるのは自然なことです。
しかし、意見の違いを尊重し、共通の目標に向かって努力する姿勢を持つことで、意見の対立を解消し、スムーズな事業承継が可能になります。

定期的なコミュニケーションと小さな成功体験を積み重ね、親子間の信頼関係を築くことが、将来の事業の成功に繋がります。


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小野幸恵(おのゆき)
公認心理師・精神保健福祉士・キャリアコンサルタント
健康経営アドバイザー・両立支援コーディネーター・スクールカウンセラー

大学で心理学・キャリア理論・産業組織心理学を専門に学び、上場企業で全国トップ営業マンに伴走する。 伴走者として全国表彰を何度も受賞。「声分析コーチング®」を開発。 声分析コーチングでTV出演、タレントのJOYさん、矢沢心さん、ピカ子さんの声を鑑定
著書「子どもの不登校をサクッと解決!入門編」


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