キャラデコから新ブリーチ「キャラデコ コントロールブリーチ」が誕生！
こんにちは！
中野製薬入社4年目、ハイトーンカラーがトレードマークのIです。
私はマーケティング本部で商品開発の企画・プロモーション企画を担当しています。
入社2年目よりカラーブランドの「キャラデコ」を担当していますが、入社当初から目指していた新しいブリーチの開発に企画者・ブランドリーダーとして携わらせていただきました！
今回は、その「キャラデコ コントロールブリーチ（以下コントロールブリーチ）」について、企画者目線でお話したいと思います。
コントロールブリーチとは？
左から、キャラデコ コントロールブリーチパウダー、キャラデコ コントロールクリーム、
キャラデコ オキサイド ブリーチ用、キャラデコ オキサイド ブリーチ用 H
通常ブリーチは、ブリーチ剤とオキサイドの2つを組み合わせて使用しますが、今回のコントロールブリーチはパウダー剤とオキサイドとクリーム剤の3つを組み合わせて使用する3剤式のブリーチになります。主な特長としては、パウダー剤とクリーム剤の比率を変えることでブリーチ力を調整することができ、オキサイドも粘性違いで2種類あるため、用途に合わせて使い分けることができます。
詳細に関してはこちらにパンフレットを添付していますので、是非ご覧ください！
コントロールブリーチを企画した背景について
市場の流れとして、ブリーチオンカラーのデザインは広く流行しています。キャラデコブランドとしても、アクリルカラーやコントラストデザイン、ネオカームカラーといったブリーチオンカラー提案の追加色で、トレンドを常に牽引してきました。
そんなキャラデコブランドを担当してから様々な美容師さまの高度なカラー技術を目の当たりにし、レシピの選定や塗布技術などたくさん学んできましたが、そもそもブリーチオンカラーで綺麗な色味を出すために一番重要なのは、基盤となるブリーチベースを綺麗に整えることなのでは…？という疑問が生じました。
実際に私自身もカラーが大好きで、今までたくさんのデザインカラーを楽しんできましたが、その当事者だからこそ実感しているのは、『履歴の複雑化』です。ブリーチをすることでデザインのハードルも下がり、様々な色味・デザインチェンジが楽しめるからこそ、残留の履歴もダメージの履歴もどんどん複雑になっています。残留ティント・ダメージのせいで自分のしたいカラーデザインができなくなるのは嫌ですよね。
だからこそ、残留ティントを取ってベースを均一にすることや、ダメージ具合に応じて必要な分のブリーチ力を調整することが非常に重要になる時代であると考え、企画・開発をスタートしました。
開発から処方完成までの期間は？
今後の市場がどう流れていくのか、それに伴って適切なリリース時期はいつなのか、実現可能な開発期間はどのぐらいなのか…様々な角度から見て開発期間を定めていきます。
今回コントロールブリーチの開発から処方完成までにかかった期間を改めて計算すると約半年！もちろんもっと長い期間をかけて開発している商品も他にはありますが、コントロールブリーチは半年間に開発内容がかなり濃く詰まっていて、私個人としては1年ぐらいのように感じます…。
開発にはカラーリストであるFIRSTの吉田さんに協力いただき、普段カラーを細かく研究している吉田さんだからこそ、膨張具合や粘性、塗布性などといった本当に細かな部分まで評価していただきました。途中、粘性を追求しすぎてクリーム剤がパウチ容器から出しづらいぐらい固くなったというトラブルがあったり、オキサイドの粘性に関して担当者でぶつかりながらも何度も話し合ったのは特に印象に残っています。
開発に協力いただいた吉田さんのInstagramでは、コントロールブリーチのリアルサロンワークでの使いこなし方法など多くの投稿をあげていただいております。是非チェックしてみてください！
企画者として目指していること
自分自身が企画から担当した商品は、本当に我が子のように愛おしいものです。私にとって今回のコントロールブリーチは、入社後一から企画した2つ目の商品になります。（余談ですが、一から企画した1つ目の商品は「ネオカームカラー」です。これもまた私にとっては愛おしい存在です。）
多くの方にこのコントロールブリーチを使っていただきたいことはもちろんですが、コントロールブリーチにより世の中のデザインカラーをより活性化していきたいと考えています。
コントロールブリーチのキービジュアルに『デザイン力モンスター級』というキャッチコピーがあります。このキャッチコピーは、コントロールブリーチにより多くの美容師さまが複雑な履歴を整えることができ、それに伴い高度なブリーチ技術が提供しやすくなることで幅広いデザインカラーを提案していただけるようにという想いを込めています。今までよりも多くの人がデザインカラーを楽しめることを目指していきたいと思っております。
今後のカラー市場について
ブリーチ市場が成長しているとはいえ、日本の人口の半数以上がブリーチカラーである！というわけではありません。実際に私の地元ではまだまだハイトーンカラーは珍しいとされていますし、勤め先によっては髪色制限がある企業も多くあります。
しかし、個性を尊重するために髪色の制限がなくなった企業も徐々に増えてきているのも事実です。そういった企業活動の変化からも、私個人としては今後更にブリーチ市場とカラー市場は成長していくと考えております。ホワイトカラーやベージュカラー、鮮やかな高彩度カラーなど…その時の気分やトレンドに合わせて様々なカラーチェンジを楽しむ時代がくると思っていますし、きてほしいと願っています。
キャラデコブランドは常にトレンドを牽引するブランドです。そのためにも、ブランド担当者として市場の動きや流れは瞬時に察知し、多くの美容師さま、その先のお客さまに喜んでいただける商品やサービスを今後も提供していきます！
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