【年月】早いものですが
今年の1月…くらいの話になりましょうか。
名鉄の豊田線・犬山線。そして地下鉄鶴舞線にも入線して活躍する名鉄100系が登場から45周年を迎えたのでした。
名鉄の金属的な…というか、鉄仮面調なマスクのデザインを車両に取り入れて、このデザインの登場からはや45年という節目。実に感慨が深いものです。
ちなみに名鉄の鶴舞線乗り入れ車両はこの車両以降1度も登場せず。そしてもっとの話を追求していくと、この電車が名鉄では『初の方向幕設置車両』となります。(おそらく落成時に方向幕を事前に装着し登場したのは100系が初だったような)と、そんな電車がまだまだ息長い大活躍。
「図鑑で見た姿もまだ変わってねぇもんだなぁ」
なんて思いながら、鶴舞線の地下を走行する姿を撮影していました。
ちなみにこちら。
名鉄の『鉄仮面』こと6500系も今年で誕生から40周年。
本当にモダンな通勤車両のデザインというのは変わらず。そして今でもなお格好良さを放っているものですね。
登場した際には角形の前照灯だったものの、活躍してからの車両更新にて前面の標識灯が平成15年以降から順次、3300系(銀電ではない)の標識灯に交換されて現在の姿になりました。
ですが、そうした複雑な経緯や車両として社内では10年近い運命で亡くなる車両たちが居る中、本当にここまで来れたのは非常に感慨の深いところです。
弥富…の行き先が示すように、この記録は西尾線内での撮影です。停車中、光り輝くシルバーのマスクに特製の系統板が車内に輝いているのを見ると、何か大きな感動を感じるもので。
…というか車外に掛けるタイプの系統板がイケる車両、製造しないんですかね、名鉄さん。
やはりこうしたモノは車両の外に付いてナンボだと思うのですが…。
年月と同時に、そんな思いも混ざった今回の近況なのでした。
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