⑤「週刊将棋」との出会い
皆さま、こんばんは。<(_ _)>
(つづき)
横浜に住んでいたこの時代、ふと横浜のキヨスクに立ち寄った際に、何やら将棋雑誌らしいものが置いてあるのが目に入りました。週刊の競馬新聞の横あたりに、囲碁の週刊誌と、そして「週刊将棋」。
「おおっっなんだこれ… ((((゚д゚;))))」
早速買ってみることに。
一部300円でした。まさにコーヒー1杯分で、その週がかな~りハッピーになれる将棋ファン必携の週刊誌でした。
残念なことに、この「週刊将棋」はインターネットで将棋情報が存分に閲覧できるようになった現在、その役目を終え、休刊になってしまいました。(´;ω;`)
開いてみると…「指す将(さすしょう)」「観る将(みるしょう)」ともに将棋ファン垂涎の情報がいろいろ掲載されています。
これで300円はマジで安い… (^ω^)
それから、一週も欠かすことなく買い続けることになります。
もちろんビジネスバッグにしっかりと入れてます。
さすがに電車の中で、この「週刊将棋」を開くことは滅多にありませんでしたが、それでも手もちぶさたになり、矢も盾もたまらず将棋雑学の知識を得るために、開くことはありました。
隣の席で競馬の週刊誌をひたすら観ていたオッサンがいた時は、妙な親近感を覚えました。(^^)
夜空の知り合いで、何十年分の「週刊将棋」を捨てることなく保管している大変年輩のアマチュア強豪Tさんがいらっしゃいます。この方にも教えて頂いたことがあるのは言うまでもありません。今でも、Tさんとは年賀状だけですがやりとりしています。
文章だけでは仕方がないので、実物を…。
夜空の場合、ほとんど保管していないのですが、どうしても捨てられない号だけは保管してます。
しかし、長年ほったらかしていた影響で保存状態がすこぶる悪く、かなり見づらいのをお許しください。(-_-;)
中を開くと、例えばこんな情報が…。
まさに「週刊将棋」でなければ読めない「観る将」必見の貴重な情報も多かったです。
一年も継続して全ページ読んでいれば、結構なカルトと認定されそう。
上の写真は、清水市代女流棋士の師匠の高柳敏夫先生が亡くなられた際に、清水さんが師匠の弔問に訪れた光景が描写されています。
これは2006年の秋であり、横浜時代ではなく、東京北部に引っ越した時期ですが…。
これを行きつけの蕎麦屋でビールを飲みながら見た際、本気で泣きそうになりました…。
(この様子、ハタから見てたら引くかもしれません…(^^;) なにせ、全人格的に本気で将棋にハマっていた時期でした。)
そして、やはり漫画なども雑誌に必須のアイテムです。
「観る将としての知識」「将棋雑学」も少しずつついていき、将棋を楽しむモチベーションはさらに上昇しました。
(つづく)
ありがとうございます。<(_ _)>
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(④のヘッダー画像の解答です)
▲3一銀 △同玉 ▲3二金まで3手詰め
初手を▲3二金と、「と金」につなげて金から打ってしまうと、△1二玉と逃げられ、残りが銀だけでは捕まらなくなります。銀から打っていき、金はトドメに残しておきます。二手目に△1二玉と逃げられても▲2二金と追撃し、トドメを刺せます。(将棋格言「金はとどめに残せ」)